【出張九州フラリ旅-13 太田、吉田、ビブグルマン】 西の海の幸、東の海の幸。とくれば次は、北の海の幸が食べたくなるのが人情というものですね。異なる海域の地物を求めて唐津へとやってまいりました。どこの居酒屋でも唐津?呼子に行きなよ!と言われましたが、それは前に行きましたし。唐津には太田和彦が押す大八車、があるんですし!しかもミシュランビブグルマンレジスト、だよ。世界が認める唐津の居酒屋へいざ、ゆかん。(多分九州の人にとって唐津って聞いても高まらないんでしょうね、、、海の幸はどこでも美味いし、、、、) 元は酒蔵というだけあって、天井が高く抜け、燻された木材とのコントラストが気持ちが良い店内です。席はネタケース前。後ろには太田和彦のサインや吉田類のサインが。2017年、太田和彦は再訪、さらによし。と書いておりますよ。 さて、唐津のいいところは佐賀県であること。佐賀県といえば、鍋島!ここまでは焼酎強しな居酒屋ばかりでしたが、醤油の味の甘みが減って、刺身を日本酒でパリッといける。そして、唐津は地ウニのシーズン最盛期!鍋島と刺身の盛り合わせからスタートです。 うに。前回呼子で食べたあのウニと同じ。朝市でおばあちゃんが手割りしてくれて、そのまま食べる活けウニとおなじです。これを食べるためにこの海域に来たようなものですよ。繊細で甘く、底の深い海の味が口いっぱいに広がるじゃ無いですか!タコにタイ、アコウとアジとヒラス(ヒラマサです、名物なんですよ)とマグロです。 うに。うにる。うにるさんが凄い美味い。こういう地モノはとにかくご当地感があるので素晴らしいです。完全にうっとり状態。お、隣の席のお客さんも、鍋島を飲みながらうっとりしております、これはもう絶対酒飲みの様相。 聞けば徳島から来たお医者さんの卵でした。個人調べで、医者は本当に酒好きが多くて驚きます。二週間唐津の病院で研修中だとか。まだ、自分がどこに進むかは決めてないんですけどね、とのこと。そして医者は医者になる前から、何故かうまいものをよく、知っている。 よく知ってるなと思ったら、お医者の家系のご子息でした。医者ー!ダメー!そんなに口肥えてたらダメー! そんな感じで次々と、佐賀の地酒を。九州の酒場は人が近くていい、と誰かが言いました。私もそう思う、人が集まって酒を飲むのに仏頂面でカウンターの一点を眺めているなんて、どこか私は違和感を感じる。それなら、家で飲めば、いいじゃん? 大八車のメニューは、実に大衆居酒屋に近いです。大衆割烹よりは居酒屋。でも何故そういうメニューがあるのかというのが町を歩けば良く解ります。このお店は、地元の人たちにとって気楽に食べたいものが食べられる店、なんですよね。なので、コロッケとかグラタンとかの質がべらぼうに高い。凄い美味いんです。日常的な料理が本当にうまい。唐揚げとかもう凄いです。なんだこりゃ!くらい美味い。 なんかほっこりしちゃうなー。 長崎からここまで来ると、博多という都会が近くなる分、島原なんかの隔絶された文化的な要素は薄まった感じがあります。博多と、長崎の間の町。唐津はそういう場所なのだと実感します。 山芋納豆おくら。私の大好物です。オクラはもちろん九州さんがいい、九州のオクラはすごい美味しいんですよ。うちの叔父の家で作ってるやつなんかすごく大きくて、甘くて肉厚で、糸引きがすごい。そういうシャキっとしたオクラがいいんです。 ネバネバしながら日本酒を。唐津の名店に間違いございません。
魚介を使った料理がメインの居酒屋。刺身盛りは十分すぎる量でお酒が進む
























