鴨南蛮の元祖ということで有名なお店です。 といっても、実際の発祥の地は東京馬喰町で、今は埋め立てられてしまった龍閑川にかかっていた鞍掛橋のたもとにあったそば店「笹屋」にて、考案されたといわれています。 お店のサイトによると、鴨南蛮は長崎の南蛮煮を元にしたとのことで、江戸重の評判となったとのこと、その後、代が変わり、店を移転して現在は藤沢市のこの地にて、元祖鴨南ばんが受け継がれたとのことです。 場所は、湘南台駅近くです。 賑わった駅前通り沿いに、お店があります。 お店の駐車場は無いですが、近くに有償の駐車場が多数あるので、そちらに停車して伺いました。 休日昼に訪れましたが、行列などはなく、待ちなしで入れました。 駅前通りにありますが老舗を感じる店内です。 壁には江戸時代のそばの番付表が貼ってあって、こちらのお店の記載があることがわかります。 また、江戸の地図も貼ってあり、かつての店の位置がポイントされていたのもおもしろかったです。 鴨南ばんには、初代「笹屋治兵衛」の鴨南ばんを再現した本鴨の鴨南ばんと、合鴨が使われた鴨南ばんがあります。 もちろんここは本鴨を注文しました。 ちなみに鴨南ばんの鴨というと、一般的には、食べやすく改良がされた合鴨が使われます。 発祥の鴨南ばんを再現させるために本鴨の鴨南ばんを用意しているようで、柔らかく食べやすいのは合鴨の方になると思います。 だし効いた蕎麦つゆは、辛すぎず丁度良いです。 鴨はやはり肉の弾力が強く、ワイルドな噛み応えで存在感が抜群です。 そばもコシがあって美味しいおそばででしたが、とにかく鴨の個性が強く、歴史を感じる鴨南ばんでした。 #発祥の店 #鴨南蛮
駅から近い
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
元祖「鴨南ばん」・「鴨せいろ」の味を現代に受け継ぐ
























