【 カラヤンの調べ 】 ワインが飲みたいと既知の店へ向かったが空いていなかった。というわけで、恐る恐る、飛び込みでその扉をあけて見たのが、高架下のワインバー、があどした、だった。テーブルが2組とカウンターの狭い店はほぼ満席であったが、2席確保できたのでカウンターに座る。どうやらボトルで飲む店らしいので、アルザスの白を選んだ。 ケヴェルツトラミネールエステート、2018。なかなか良心的な値段をつけて出してくてくれる。アルザスのワインは、美味い。先ほどは無音酒場だったが、今度はクラシックが鳴り響く店内で、マスターとお隣さんがかなり深いクラシックの話をしていた。私はあまりそこらへんには明るくないが、ワインにクラシックは悪くない、それもちゃんと選ばれた音楽であるから。 どうも話を聞いているとその界隈では有名な方らしく、はたまたパイプオルガンを生業としている人であったので、プロの会話だ。そういう話が隣で流れながらワインを飲むというのは、さながらサントリーウェイティングバーアバンティ、のようである。 割と癖の強い店主ではあるが、私は嫌いではないし、そういった割とガシガシとコミュニケーションを取るスタイルはむしろ好ましい。こういうお店は相性があるとは思うが、私は断然楽しめる方である。 何かの会話の折に私はずいぶん褒められたのだが、何を褒められたのかは覚えていない。が、隣の何かのお祝いで抜栓したブルピノのボトルがいつの間にかこちらにも勝手に回ってきてほれのめ、という具合の面白い店だった。当然ではあるが、私の隣に座る女性も、マスターは大変気に入った様子でいいねーいいねーと言っていたからプルピノが回ってもきたのだろう。 割と若い客がボトルを開けて、口やかましい店主がいる、というお店ではあるが、なんとなくなかなか居心地がいい店で、基本的に飛び込みには向かないとは思うが、居座ればかなり良い感じなのではないだろうか。 クラシックとワインをざっくり楽しむのにとても良いであろう。お勘定はわりと、適当な感じはするが、そういう系統のある種、寿司屋みたいな感じのお店、であるかもしれない。
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
ユニークな名物店主だがワインを選ぶセンスは一級。価格もお安く楽しめる店
神田駅近くにあるワインバー「があどした」。ユニークな名物店主だがワインを選ぶセンスは一級。しかもかなりリーズナブルな価格で飲ませてもらえるので人気の高い店。気軽に1人で利用しても楽しく飲める雰囲気のお店。























