U400ラーメンコレクション Season2 141軒目「九州ラーメン 日吉 大和田店」(君津) 君津駅からバスで5駅目の「大和田寮前」バス停から徒歩6分、住宅地に忽然と現れる「九州ラーメン 日吉 大和田店」。暖簾が無ければ遠目には飲食店とは思えない地味な店構え。 開店の11時半を目指して行って口開けの客になったが、あとからすぐに男のひとり客が別々に2人入ってきた。なかなかの繁盛店のようだ。オヤジさんが1人で切り盛りされている。 なぜ君津に九州ラーメン? 1965年(昭和40年)に八幡製鉄(現日本製鉄)が君津に製鉄所を作った際、北九州市から君津市に社員や家族ら約2万人が移住し、「民族大移動」と言われたらしい。この店の先代であるご両親も、北九州市戸畑の店を畳んで君津に移住してきたとのこと。オヤジさんの弟も君津市内の別の場所で「九州ラーメン 日吉」の屋号で店を構えている。 ラーメンをもらう前に、おでん鍋から牛スジ、ギョウザ巻き(各100円)、大根(80円)を選び、日本酒(250円)でやる。この、おでんとラーメンの組合せは九州の食文化だ。 ラーメン(320円!)は、もちろん白濁したとんこつスープ。麺は細麺ストレート。具はチャーシュー、きくらげ、もやしに青ねぎ。スープはあっさりとしていて獣臭など一切なく、飲み干せそうな優しい味わい。麺もそうめんのように柔らかくて、「バリカタ」だ「針金」だ「粉落とし」だといった当世の博多ラーメンとは一線を画す。 おでんで一杯やって、優しい味のラーメン。何度でも足を運びたくなる。今度は弟さんのお店に行ってみよう。 2024年2月4日訪問 #U400ラーメン
写真と本文をすべて表示昭和の移住文化が生んだ、癒やしの九州とんこつ&おでんスポット
住宅街にひっそり佇むラーメン店では、九州出身者の移住によって根付いたやさしい味わいのとんこつラーメンが楽しめます。白濁していながらも驚くほどあっさりしたスープと、素朴で柔らかな細麺が特徴。具材もキクラゲ、ネギ、もやしが揃い、一杯320円という驚きの価格で提供されています。名物のおでんはカツオや昆布の出汁が効いた関東風で、牛すじや大根を日本酒片手にいただくスタイルもおすすめ。地元の製鉄所とともに根付いた“地元ならではの食文化”が息づき、ほっとする味わいを求めて何度でも足を運びたくなるお店です。
























