更新日:2023年12月16日
マレーシア認定☆本場マレーシアの味を楽しんでください
マレーシア料理の先駆けで有名なハラル認定人気店。 ハラル認定、ヴィーガン対応、メニュー140種、料金お手頃、味抜群、ママいい人と、推しポイントばかりな老舗マレーシア料理店です。非常に幅広くたくさんのメニューがありますが、まずはマレーシアの『ビリヤニ』にロックオン。 お一人様で行ってきました。 2023年10月21日 土曜日 14:56 *ナシブリアニカレーのせ *オタオタ *マレーミルクティー アイス *ブブチャチャ ナシブリアニカレーのせ マレーシアスタイルのビリヤニにグリーンカレーが乗ってます。 インドやパキスタンなどのビリヤニに比べると、複雑なスパイス感が柔らかな感じ。お米はパキスタン米のバスマティライス。ココナッツの旨みが強く、プリッキーヌの強烈な辛味は控えめ。鶏肉はぷりぷりでとっても美味しい。ビリヤニには、フライドオニオンがアクセントとして散らされています。グリーンカレー無しで頂くと、ふわっふわなバスマティライスの美味しさをストレートに感じられ、フライドオニオンの香ばしさが美味しさを引き立ててくれるのがよくわかる。 どうやって食べても美味しい。 オタオタ 魚のすり身をスパイスで味付けし、バナナの葉で包んで炭火焼きしたもの。本来はかなりスパイシーで刺激的な味らしいのですが、おそらくマレーチャンでは独自にアレンジしたオリジナルソースを使って焼き上げていると思われます。魚の旨みが凝縮され、フレッシュなスパイス感を感じる南国の味。ハラルフードですが、これはお酒のおつまみにも最高かも。 マレーミルクティー アイス マレーシアの方々は甘いものが大好きらしいです。 伝統的なマレーシアのコンデンスミルクがタップリ入ったミルクティーで、『テタレ』と呼ばれているそうです。そこまで激甘ではありません。アイスでも紅茶の風味がしっかり感じられます。 ブブチャチャ ココナッツミルクを使ったマレーシアのおしるこです。カラフルなサツマイモに、白いタロイモ。透明なサゴヤシのデンプンから作るサゴも使われています。グラマラッカと呼ばれる椰子黒糖で甘く味付けしたココナッツミルクで煮込まれていてとっても優しい甘味なので、これは絶対日本人好み。罪悪感感じません。ニョニャ料理の代表的スイーツ。 お料理と紅茶とスイーツ、美味しく完食いたしました。 「マレーチャン」は、マレーシア料理・ハラル料理の先駆けとして知られる超老舗でオープンは1989年らしいです。ハラール認定証を交付されている正式なマレーシア・イスラム料理店で、オーナーは福澤笙子さん。通称マレーチャンママ。マレーシアに通いつめ現地の味を習得し、お店のメニューに取り入れた数は、なんと140種類を超えるとか。現在も年に2回は現地へ足を運んで食材など仕入れ、現地の味を守っているこだわり。 日本人も美味しく食べられるよう上手にアレンジされているので、食べ易くて美味しいと人気です。 お店をはじめるきっかけは、マレーチャンママのお母様が留学生の面倒を見ていたこと。実家の隣の家を借りて、シェアハウスとして外国人留学生に貸し出したり、食事をふるまったりと支援をする生活の中、自国の懐かしい味を食べられるようにと思ってスタートさせたとか。 今でもまだハラルに完全対応したお店は多いとは言えないので、当時は本当に貴重なお店だったはず。まさにハラル料理のパイオニアと言えますね。 ちなみに、お店の名前『マレーチャン』は、マレーシア料理に必要不可欠な調味料で、エビのエキスとハーブの原材料を煮詰めてつくる、日本の味噌のようなソース。ナシゴレンなどにも使われるソースです。 メニューはマレーシア料理が中心ですが、トルコやアラブ、中華圏まで幅広いメニュー構成となっており、ヴィーガン・ベジタリアン料理も対応しています。ヘルシーで美容や健康にも良さそうなお料理がたくさんあります。 「ナシゴレン」、「ラクサ」、「ナシブリヤニ」あたりは人気メニューですが、個人的にはテンペ料理も超おすすめ。インドネシア発祥のスーパーフード(簡単に言えば納豆的醗酵食品)ですが、マレーシアでも人気の食品です。 何を頂いても味は間違いないはずです。 とってもおすすめ。 #ハラル対応 #ヴィーガン #ベジタリアン #マレーシア料理 #老舗 #メニューが豊富 #食べるべきメニューあり #現地をめぐって培った味 #現地に出向いて仕入れ #テイクアウトできる #デリバリー対応 #Retty人気店 #池袋
全てが芸術作品と言えるモダンインディアン超有名店。 イノベーティヴでガストロノミーな、格式高い超一流のインド料理が頂けるお店。 圧倒的で感動の連続でした。 お一人様で行ってきました。 2023年4月23日 日曜日 11:00 *ゴールデンタイガーコース ゴールデンタイガーコース アミューズブーシュ ノスタルジー シェフが幼い頃地元でよく飲んでいた「サルバ」と言うジュースを分子調理の技法でジュレにしたもの。口に入れると一瞬でとろけてジュースになります。 海老クエパイティーサラダ 中国とマレー料理が融合したプラナカン料理。カップは「パイティーカップ」と呼ばれ、サクサクした生地のカップにエビやサラダを入れてあり、手にとって一口で食べます。 周りはローズペタル。器もシェフが作ってます。 トリュフマッシュルームチャイ (クミンビスケット) トリュフ風味のチャイ。チャイスパイスを使用していますが、味はスープに近いもの。シェフ特製クミンビスケットはスープに浸して。 帆立のチャート スパイス、ヨーグルト、タマリンドなどを使ったチャート(インドの軽食)を帆立でサラダ仕立てにしている。上に乗せているのはスターフルーツ。パリッとした食感でスパイシーな味わいとフルーツが見事にマッチ。 カルダモンラッシー カルダモンが香るマンゴーラッシー。孔雀が可愛らしい。濃厚なマンゴーの味わいとスパイシーな風味にラッシーの酸味。美味しすぎて一気に飲んでしまいます。 オイスターラッサム コースにはない追加メニュー。 牡蠣の上にはフライドオニオンとドライフルーツ。ラッサムをかけてあり一口で頂きます。濃厚でクリーミーな牡蠣とラッサムの酸味はとても合います。 渡り蟹のダンブリン トムヤムスープ 黒いものはダンブリン、餃子のようなものです。トムヤムスープのまろやかな酸味と蟹たっぷりのダンブリン。贅沢な味わいです。トムヤムスープが、超一流タイ料理店も驚くレベルの激ウマ。 金目鯛のティッカ2種ソース スパイスでマリネした金目鯛を炭火で焼き、ポテトクリームソースとバターナッツパンプキンソースの2種類のソースで頂きます。鯛の旨みを完璧に封じ込めてます。下に敷いた千葉県産菜の花と一緒に頂く、春らしい和を感じるインド料理。 Le Trou Bengal(シャーベット) マンゴー、ジンジャー、黒胡椒で作った口直しのシャーベット。器はシェフがインドから持ち帰ったサトウキビを切り出したもので、下にホワイトマスタードシード。エスニックなシャーベットが突き刺さってます。口直しでも手の込んだ拘り。 ジャーニーサウスチキン(ミニプリ) ミニプリ付き南インド流唐揚げ。緑色の蝶もシェフが作ったもので食べられます。 とってもスパイシーで食欲が跳ね上がります。 ・牛タンホワイトカレーイディアム 蜜蝋の蝋燭に火をつけてくれます。蝋燭も食べられるんです。濃厚な味わいのエスニック牛タン。クリーミーなホワイトカレーと南インドのイドゥリが合わせてあります。 A5北海道知床産ハラル和牛マレーシアンカレー ハラル和牛のマラレーシアンカレーで、下はココナッツライス。東南アジアの濃厚で優しい味わいに、和牛の旨みがしっかり加わった極上マイルドカレー。 ・パッションフルーツジャレビ&ココナッツアイスクリーム、ドリアンのアイスクリーム 手前にココナッツアイスとジャレビ。ジャレビはインドのかりんとう的なもの。ドリアンアイスはコースに無い追加メニュー。 ジャレビを時々齧りながら2種のアイスを堪能。ドリアンアイスの超濃厚な甘味とココナッツのまろやかな甘味。 驚きの連続。予想を遥かに超える素晴らしいコース。大満足。 ベンガルタイガーは2018年にオープンしたモダンインディアンの店。コロナ禍のイートイン休業期間を経て、今年3月から、完全予約制モダンインディアンイノベーティブコースレストランとして再オープン。モダンインディアンをさらに突き詰め、進化してます。 シェフはベンガル出身で、マレーシアの5つ星ホテルでインド料理のヘッドシェフを務めたサヒド氏。主軸は南インド料理でありながら、東南アジア料理にも精通し、オーセンティックなインド料理と東南アジア料理を融合させたガストロノミーな料理が素晴らしい。 突き抜けた独創性があり、徹底してディテールに拘る情熱を全ての料理に感じます。 サヒド氏の料理を知らずして、モダンインディアンは語れません。 圧倒的。 とってもおすすめ。 #モダンインディアンキュイジーヌ #東南アジアとインドの融合 #ガストロノミー #イノベ #百名店 #Retty人気店 #東南アジア #南インド料理 #ディテールにこだわる #5つ星シェフ #食べる芸術品 #千葉
アジア各国の本格と創作を堪能できる、通も唸る実力派エスニック
広く意外と深いメニューもある老舗アジアン料理店。 よくあるアジアン居酒屋は、広く浅くメジャーな料理を中心に取り揃えるのが一般的ですが、ここは結構通好みの料理や創作系もあります。しかも、第一次エスニックブームの頃から営業している老舗です。 お一人様でランチに行ってきました。 2023年7月8日 土曜日 12:40 *バミー・ヘーン 半チャーハン ベトナムコーヒーブラック バミーヘーン 半チャーハン バミーヘーンは汁なしラーメン。 『タイ風まぜそば』と思ってもらえればOKです。 タイの麺料理は、いくつか麺の種類があります。 バミー:中華麺 センヤイ:太米麺 センミー:ビーフン センレック:細米麺 ウンセン:春雨 こんな感じ。 バミーは日本のラーメンに1番近い、日本人に馴染みのある麺料理になります。 こちらのバミーは、中太で縮れた麺の上に水菜、分葱、もやし、メンマと大きなチャーシューが2枚。ビジュアルは日本のまぜそばそっくりです。 甘じょっぱい結構パンチを効かせた味で、よく混ぜて食べると日本の油そばみたいです。 タイ料理ですが、辛くないので馴染みやすいと思います。 そして、卓上にあるマレーシアの食べるラー油『サンバル』があるのですが、なんとこれは無料。もちろんバミーに投入します。 海老の香ばしい風味とほのかな辛味が癖になります。辛党の方はこれを入れることをお勧めしますが、実際かなりの量を入れてもそこまで辛くはなりません。 もう一つ、青唐辛子をお酢に漬け込んだタイの『プリックナムソム』もあります。 辛くするならこれです。 もちろん小さじ10杯くらい入れてみましたよ。 程よい辛さに酸味強めの味変になって、すごく美味しくなりました。 油そばもお酢とラー油を入れるので、サンバルとプリックナムソムの組み合わせにまったく違和感ありません。 セットでつけたシンプルな半チャーハンは、卵感のある優しい味わい。 最後はサービスのベトナムコーヒーでほっこり。 美味しく完食いたしました。 アジアンキュイジーヌヘイマーケットは、1997年にオープンしたアジア各国の料理を幅広く楽しめるお店。結構な老舗です。 オーストラリアシドニー中華街の地名「ヘイマーケット」を店名とし、この街を1軒の店で楽しめることをコンセプトとしています。 20年以上も人気がある理由は、よくあるアジアン居酒屋とは違い、どの料理も本格的且つ食べやすく調理され、ちょっとマニアックな料理そろえたメニュー構成。 メニューを見るとオーナーのこだわりが見え隠れしていて、アジアン・エスニック愛を感じます。 例えば、一般的に「ガパオライス」として知られるガパオは、この店では「パガパオ」と表記。パットガパオとタイの正しい呼び方に拘り、さらに「鶏肉で作る店が多い中、修業時代に牛肉の切れ端で作ったまかない料理の味が忘れられなくて牛肉で調理してます。」などコメントにも愛がありますね。 カオマンガイは、このお店ではシンガポールスタイルで提供しているので「ハイナンチーファン」と表記。カオマンガイとハイナンチーファンをごちゃ混ぜにする無知なお店ではありません。 「グリーンカレーのフォー」なる創作系メニューもあり、「チキンラクサをヒントに作ったタイとベトナムの融合料理」とコメント。フォーをタイ料理だと思っている初心者の人に、さりげなく気付きを与える優しさですね。 生春巻きは「ベトナム生春巻き」と表記。単に「生春巻き」では、タイのポピアソッなのかベトナムのゴイクンなのか判断できません。有難い気遣いです。 エスニック料理が日本で人気となったのは1980~1990年代あたり。1995年には、大阪とホーチミンの直行便ができて行きやすくなってベトナム料理人気が高まり、2000年代初頭までフォーや生春巻きがブームになりました。 当時のエスニックブームでアジアの食文化に興味を抱いた人たちに対して、メニューに説明を加えたり、さりげないコメントなど工夫を凝らし、本格的なエスニック料理の味と知識を広めてきたのでしょう。 今となっては安定感のあるベーシックな味付けとも言えますが、この味を1997年から続けているってことがすごい。 これからも応援し続けたいお店ですね。 とってもおすすめ。 #老舗 #エスニック #バランスの取れた美味しさ #アジアンフード #メニューが豊富 #サンバル #丁寧に作られた #お得なランチセット #実力派 #落ち着ける店内 #お一人様OK #新橋