更新日:2024年08月19日
栃木県小山市。 この辺りでスパイス料理を食べるなら、筆頭候補はパキスタン料理でしょう。 千葉県野田市および埼玉県八潮市から北の地域は中古車オークション及び自動車部品輸出業に従事する(もしくは取り仕切る)パキスタン人が多数おり、現地食材店や現地式レストランが点在しているんです。 (あとは宇都宮を中心に定着したタイ人コミュニティ由来のタイ料理も面白いんですが、それはまた。) 主に自動車で移動する同胞たちの利便性にあわせ、北関東のパキスタン料理店は駅から離れた街道沿いにあることが多いのですが、こちらは電車アクセスも(比較的)便利。 『LAHORI KHABA HALAL RESTAURANT 』 (ラホーリーカーバーレストラン) 小山駅から徒歩15分ほど。 国道50号線の側道にお店はありました。 『WORLD SPICE & HALAL MEAT MART』という食材店が併設されていました。 先客はパキスタン男性ばかり9人。 うち2人は髭を蓄えたトーブ姿。 ここが日本とは俄かに信じがたい光景です。 テーブルが整然と並ぶ簡素な作りの内装。 お酒を出さないムスリム食堂だけに、お酒の協賛ポスターがあるわけでもなくシンプルなものです。 日本語メニューもあるにはあるのですが、こちらはあくまで日本人向けメニュー。 現地客が集うパキスタン料理店でチェックすべしはホワイトボード。 それが鉄則なんです。 ひやぁ、これは迷いますね。 ビリヤニやニハリにも惹かれますが、ここは東京でもなかなか出会わない料理を。 ★MUTTON MANDI ¥1500 この日は祭日の月曜日。 だから「マンディ」なわけではなく元々「マンディ」という料理。 エジプトやアラビア半島諸国で提供される「ドッカン肉乗せ炊き込みご飯」みたいなイメージでしょうか。 乗っかる肉はタンドリーチキンのこともありますが、こちらは骨ごとスライスされたヤバめなサイズの羊肉。 炊き込まれたバスマティライスにはクミン、グリーンカルダモン、カシューナッツ、ベイリーフ、千切りの生姜、少量のクローブとたっぷりの青唐辛子。 油のギットリ感はあるものの、ビリヤニにように米単体で料理として成立しているわけではなく、あくまで濃厚でボリュームたっぷりな羊肉と合わせていただくご飯のようです。 羊肉は骨ごとスライス。 (たぶん隣の食材店で売ってる) マライティッカのようなソースでマリネされ焼き上げている様子でかなり濃厚な味付け。中は少し赤身が残っている感じでした。 この羊肉を骨からほぐし取り、時には骨ごとかぶりながら米に合わせていただきます。 時折青唐辛子を齧った時以外、辛さはありません。(ライタの出番が少ないな・・・) ★スプライト ¥200 食べ進むにつれ口内が油と脂で満ち満ちてくるのでコーラかスプライトは必須。 実際、ライスは700gくらいあったでしょうか。 他のメニューも気になりましたが、一人では到底無理無理無理! 2人以上での訪問をお勧めします。 隣りのテーブル(パキスタン人の名士と思われる4人組)には直径30cm以上の鉄鍋でそのままカラヒの提供。 その奥のテーブルの2人組の目の前には丸ナンが6枚山積みに。 何から何まで、ここが日本とは思えない空気感です。 Paypayが使えるところだけが日本です。
スパイス香るユーラシア料理とナチュラルワインの“大人の隠れ家”
下北沢にあるワインに合うスパイス料理が食べられる「BhelPuri」さん。 ワインはナチュラルワインがラインナップ。 泡が好きなので、泡のことだけですが、 グラスで飲めるのは訪問時は2種類。 ボトルで頼めるのを聞いたらテーブルまで何本か持ってきて特徴を説明してくれました。 料理はアラカルト。 ◆ペルプリ いろんな食材がタマリンドソースで味がまとまってておいしい、食感も食材それぞれの分を感じられて食べてて楽しい。 ◆蕎麦 行ったタイミングだけのチャーム。 年末年始期間でお通しで蕎麦も。とろみある優しいスープで温まっておいしい〜。 ◆ビーツフムス ビーツの色と風味があるからか食べやすい。 ◆カツオとオレンジの生春巻き オレンジで爽やかな風味でおいしい〜、結構気に入りました。透けて見えるオレンジがセクシー。 ◆ラペットゥ 発酵茶葉を使ったサラダ。 ◆白海老のフリット〜クミン塩 クミンとヒマラヤ岩塩がクセになる味。 ◆モモ(ネパール揚げ餃子) 直近で別のお店で蒸したモモを食べていたからお店による違いを感じて、密かにお店の個性を楽しんでました。 ◆チキン65 スパイシーな唐揚げ。レモンを絞るとさっぱり食べれました。 今回オーダーした中では1番スパイシーだったけどワインの味を壊すようなことはなくワインもすすんでおいしかったです。 ◆プーパッポンカリー ソフトシェルクラブの玉子カレー粉炒め。 〆としてピタに挟んで食べたらおいしいだろうなと思ってピタもオーダー。 ◆ピタ プーポッパンカリーと合わせるなら2個オーダーするくらいが良いかも。 ◆ザータルポテト ●Markowitsch Jo Ma Blanc de Noir Petillant Naturel ブランドノワールの泡。 これはボトルで。 おいしくてボトル1本では足りなくなってグラスで飲める泡も飲み比べてみました。 ●Anne Marie et Marc Tempé Crémant d'Alsace Brut Nature 最初の1杯目に向いている泡。 これはグラスで。 ●Rohrer Bulles de Vie フルーティさとミネラル感のある泡。 これもグラスで。 料理もスパークリングワインもどれもおいしかったです。 #BhelPuri #ベルプリ #下北沢グルメ #ユーラシアンスパイス小皿料理 #ナチュラルワインバー #スパークリングワイン #sparklingwine #Markowitsch #マルコヴィッチ #MarcTempé #マルクテンペ #ROHRER #ロレール