【古民家にて客家(ハッカ)料理(*'▽')】 またまた台湾編~その②~ 北京料理・四川料理・広東料理・上海料理… これらの中華は日本国内でも お金さえ出せば食べられますが、 今回紹介するのは 日本だとマイナーかつ珍しいジャンル 客家(ハッカ)料理です(*^▽^)/★*☆♪ MRT古亭駅から徒歩5分ほど・・・ なんと日本統治時代に建築された 古い日本家屋が店Σ( ゚Д゚) 曇天の台北の空の下に 昔の日本の瓦が今でも整然と並ぶ光景は ちょい感動を覚えます(*´ω`) 注文は300元(約1092円)のコース料理♪ この値段で存外ボリュームありビックリ(笑) ■客家鹹豬肉 でた~客家の伝統料理 塩漬けの豚肉です~(=゚ω゚)ノ 比較的しっかりした肉質で 付け合わせの白ネギと合わせても、 酢と合わせても美味なり(≧▽≦)くぅ~ ■客家小炒 これまた代表的な客家料理~ 豆干・イカ・豚肉を一度揚げてから炒め物に♪ 醤油がよく効いてて日本人の舌でも 素直に美味しいと言える(*^▽^*) 豆干とイカのプリプリ食感がgood(´ω`*) ■豆酥芙蓉 豆腐の上にカリカリの そぼろが乗っかる一品♪ 豆腐は卵豆腐なのかな? コク味があり美味しいです(≧▽≦)‼ ■炒水蓮 シャキシャキ食感のタイワンカガブタに ニンニク風味でスパイシー♪ ちょっと油こくオイリーですが、 これまた美味しい(*^▽^*) ・・・台湾にいると太りそう(笑) ■仙草ゼリー 寒天のようなゼリーに 精糖された糖ではない 自然で控えめな甘味の味付け… 素朴なスイーツといった趣きで けっこう好きだ(≧▽≦) ~あとがき(ちょいマニアックですw)~ で、客家(ハッカ)って何ぞ(。´・ω・)? いちおう大学の専門が中国関連だった ワタシが語りましょうぞ(ΦωΦ)フフフ… 「客家」は元々は中国の華北にいた漢民族の一派。 中原地方への異民族の流入や 政情不安定によって、 数世紀に渡り南へ南へと退避し、 現在は江西・福建・広東と台湾に定住化。 移住先の先住民から 「よそ者(客家)」と称された事が語源。 土着先の先住民との軋轢が絶えず、 同族重視的・自己防衛的な性格が 強くなった民族集団で (外敵からの襲撃を防ぐための住居で世界遺産の“福建士楼”が有名) 有名人だと孫文や鄧小平、 李登輝なんかが客家出身ですね。 客家は中国の古来の言語や風習を残し、 食文化も独特だと聞いていたので 体験してみたかった次第です(*^▽^)/★*☆♪ 客家料理は適度に塩気があり、 塩分採りすぎと言われる日本人の味覚に 逆に近い感じがしました(*^^)v 北京ダックや上海蟹のような 派手さやゴージャスさとは無縁。 倹約家の客家らしい気質を 反映した素朴な料理ですが、 全般的に大変美味しく染みるものがある♪ ~小籠包や夜市だけが台湾グルメに非ず~ 歴史が古く裾野も広い 中華料理ですが台湾に行ったら 国内で珍しい“客家料理”があるのもお忘れなく。 是非にお試しいただきたい(^^)/ #客家料理を堪能 #日本統治時代の古民家 #台北 #台北市 #台北食べ歩き
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