台北にある悶絶級のフカヒレのお店。 この日は神様にお仕えしている台湾旅行も終盤戦、翌日に帰国を控えている日でございました。台湾での最後の晩餐にあたる今回のお食事、ここは是非共記憶に残る素晴らしい仕掛けを作らなければなりません… Fineを超越したsuper fineなお店となるとどのお店が良いのかしら…ここは大阪、いや世界のグルメ皇帝・Kakizakiさんに素直にお尋ねしてみることに致しました… 「フカヒレは大丈夫ですか?悶絶したいのならここです、是非!」とご多忙中にも関わらず大変丁重にご教示賜りました!よーし、それでは、と乾坤一擲突撃することにしたのが今回のお店、頂上魚翅燕窩専売店さんでございます! まずは食前に台湾独特のシャンプーをしてみようと神様をお誘い申し上げて理容店に立ち寄ります。キューピーさんの様に髪の毛をピーンと立たされたところをクスクス笑いながら写真撮影、これには神様も神様のお子様達も大層お喜びでございます!0次会的な掴みはこれでオケ、でございます… 店内は大変に明るく高級感・清潔感に溢れております!店員さんは何か特別な基準があるのでは?とドキドキしてしまう程に全員容姿端麗、マナーもしっかりしておられます…既に若干気分が高揚した状態でメニューを拝見、お目当てのフカヒレはマストとして他のお品をどうしましょうか…メニュー数は比較的絞られていますがどれにしようか目移りして仕方がございません!散々悩んだ上で以下の品々を頂戴することに致しました… 頂上鮑魚魚翅(大)(頂上特製鮑と鱶鰭) 炒赤参(蔥)(赤海鼠と葱の炒め物) 香菇炒銀芽(椎茸ともやしの炒め物) 炒五花肉(豚肉の炒め物) 鮑魚炒飯(大)(鮑の炒飯) 先にビールを頂戴、自分自身への密かな労いとしてグイッと一息に飲み干します。明日には帰国、しばらくは台湾ビールを味わうこともないのかと考えるとその味わいもひとしおでございます… 程なくしてお目当ての頂上鮑魚魚翅がお給仕されて参りました!Visualからしてハンパございません!グツグツと煮立っているスープが入った土鍋の中に巨大なフカヒレが鎮座しているではないですか!これを取り分けていただきパクッと頬張りますと…んんんー、滅茶苦茶美味しゅうございますぞ!シコシコプリプリとした玉乱〜ん食感の最高級のフカヒレもさることながらスープの味付けが雲上レベルに素晴らしゅうございます!金華ハムや干し貝柱の旨味エキスがこれでもか、という程に凝縮されておりガツンと入っている上物の鮑も相まって正に旨味のビッグバンと言っても過言ではございません… 名物のフカヒレが有名ではございますが実はこのお店、炒め物も大変に秀逸でございます!シンプルながらその炒めのテクニックと味付けがモロに出てしまう椎茸ともやしの炒め物、もやしの心地よいシャキシャキ感をしっかりと残しつつ悪魔的と言っても過言ではない味付けに一同旨い旨いの連発、箸が止まることがございません… 赤海鼠の炒め物も頂戴致します。比較的手に入りやすい青海鼠ではなく味わい・その身の柔らかさが官能的にさえ感じてしまう赤海鼠、しかもこれほどのサイズは中々お目にかからないのではないかと思います!玉乱〜ん味付けに食している感満点の赤海鼠、これまた飲酒のピッチが上がって仕方がございません!思わず紹興酒もボトルで注文、いつの間にか完飲してしまいました… 豚肉の炒め物をお給仕していただきます。極上の豚肉にニンニクをふんだんに使用して炒めのテクニックの粋が詰め込まれた密かなお店のもう一つの看板メニュー、これまた滅茶苦茶美味しゅうございます!このお料理、万人が膝を打ってこれは旨い!と感じるのではないでしょうか…家族とも相談の上、もう1皿追加注文してしまいました… 〆的に鮑の炒飯を頂戴致します。贅を尽くした凄腕の一品、鮑の味わいもfineなのですがやはりその味付けが秀逸、出汁の旨味がこれでもかと詰め込まれたお品に腹パンに近い状態であるにも関わらずあっと言う間に完食、相当に満ち足りた気分でお会計後退店と相成りました… 実に素晴らしいお店でございます!お食事・雰囲気・居心地と全てにおいて満点クラス、記憶に残るdinnerをという際には間違いなく超オススメでございます!英語・日本語も普通に通じますのでストレスなく素敵なお時間を過ごすことができるかと思います… 親しい友人と楽しく訪れるもよし、家族とハレの日的に訪れるもよし、勿論㊙︎的に訪れても負ける気が致しません!神様も大満足、私も少し肩の荷が下りた様な気が致します…しかしながらこのような名店であるにも関わらず台湾ビール4本に紹興酒ボトル1本完飲し泥酔してしまっている私、嗚呼、堕ちてゆく…
口コミ(3)
オススメ度:85%
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2006年の11月に連れて行って頂きました、世界一と言われるフカヒレが味わえる 台湾 台北のお店。 しかも、こちらの別館に案内され、中華のコースを堪能しました、特筆すべきは上記 フカヒレであります。 こちらのフカヒレは味付けが凝ってます、一言で言うなら、日本人にドンピシャの味付け! 世界一と評されるフカヒレ、値段もとんでもないけど、恩師、、グルメの師匠でもありますが、私ら夫婦はご馳走になってしまいました。 恩師には30年 お世話になりました、食べに連れて行って頂いた時の言葉、、残さずに食べてね、、今でも心に響く言葉です。 こちらのフカヒレ、、残さずに食べるに決まってますよね〜 最後まで舐め回したいくらいに。 そして、、「近藤君、うちの息子には くれぐれも内緒だょ、台湾旅行の費用をご夫婦分 私が出したことは」はい、今でも内緒にしてます。 天国で今頃 暖かく見守ってるか、私の父と飲んでカラオケしてるだろーなぁ。 写真はこちらの別館の店内、、要人や有名人が訪れる別館で思い切り中華を味わって下さいませ。 ん!フカヒレの写真がない、当たり前ですぅ、写真なんか撮ってる場合じゃないですもん。 現在のこちらの状況を知りたく、再度フカヒレを食べに行きたいと思っています。
一鍋6000元の頂上魚翅(フカヒレ煮込)はお腹にもお財布にもボリューミーでした。もやし炒め旨かった。