素朴さの先にある超絶の美味 @宮古島 宮古島グルメ-4 宮古島の名店。 それは気負わず素朴に営む癒し系のお店だった。 住宅街の奥の奥、建屋は沖縄らしいコンクリートの住宅を改装した様相だ。 その玄関に吊るされた名簿に名前を書いて順に呼び出してくれるシステム。 皆それぞれ庭のあちこちに日陰を見つけてそこで待つ。 イライラしている人は皆無で、どこか和やかな雰囲気が漂う時間。 気さくで優しそうな女将さんが玄関から出てきては名簿をチェックするのが見える。 入店した人に印をつけ、マジックで赤い横線を引いていた。なんだろ。 30分ほど待ってやっと入店。 店内は住宅を改装したような造り。 玄関で靴を脱いで上がると綺麗な板張りの広間が広がる。 玄関に置いてある券売機で食券を買う。 軟骨そばとじゅーしーは売り切れだった。 なるほど、さっきの赤線はここまでで肉が売り切れになりそうだと記していたのかもしれないな。 さて、 ◆三枚肉そば(中) シンプルな出立ちに息を呑む。 丸められた白色の三枚肉の上に小ネギと生姜。 それが丼の中心に綺麗に座っている。 つゆは琥珀色に透きとおり、優雅にちぢれた麺が奥行き感をもって見ることが出来る。 素朴感と共に強いポリシーを感じるな。 スープは見た目と同様に透き通った美味さ。 鰹を中心に何種かの混合に思えるが、とにかく雑味が全くない澄んだ美味さなのだ。 スーッと身体に沁みてくるのが気持ち良い。 麺はちちぢれ麺を選んだ。自家製の手揉みらしい。これが抜群。ツルッとした食感と軽快なコシがとても気持ち良い。 このちぢれがスープを上手く捉えて口入ってくる様子。 三枚肉は適度な厚さで食感良し。繊維や脂を は感じさせず、つゆとのバランス抜群の塩味だ。 小ネギが爽やかさ、生姜のシャープな辛味が繊細なアクセントに。 あっという間に一滴残残らず完食。 本当に身体が素直に求める味。 こんな体験は滅多にできないぞ。
口コミ(2)
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開店30分前から名前書いて、最初のグループで入れました!スープがほんっとに透き通ってて出汁の美味しさダイレクト、、ちぢれか細麺か選べてちぢれにしました。