【一滴入魂 岡山でコーヒーを飲むならこちらの珈琲豆専門店で】 ※現在は店内撮影禁止の為、外観の写真のみ 東京ミシュランで一つ星を2年連続獲得された鰻専門店が岡山に今春移転され、そちらへうかがった時の事。 お客様の中に珈琲通の方がいらっしゃって、岡山に全国区の珈琲店があると教えていただいたのが…こちらのお店。 行ってみてぇなぁ〜と思ってて、やっと訪問する事が出来ました。 岡山駅近くにある店舗。看板がないのでマップで確認しなければ通りすぎてしまう。入口の扉の横に折り鶴のモニュメントがあるのでここなのか、と。 わかれば、ここはよく通ってるところ。全く知らなかった… 店内に入ると薄暗く、大きな木一本の重圧感のあるカウンター席のみ。懐かしさもあり、専門店の雰囲気もあり、落ち着いたお洒落なバーの様でもある。 一番良さそうな席に座ると、マスターが「どんな珈琲を希望ですか?」と聞かれるので、「濃い目を下さい」とオーダーを。 ロックグラスの様な口の広いグラスに大きな氷が入ったお冷を出されながら、少し悩まれた後にネルドリップが始まる。 まさに一滴入魂というべきであろう。一滴一滴丁寧に抽出される。どれだけ時間をかけるのだろうというぐらい本当に丁寧。 職人の丁寧な仕事は見ていて飽きないものだ。 珈琲で初めてワクワクして待つという体験。 そして珈琲と、チェイサー用の薄めの珈琲と、お茶うけの和三盆が提供されました。 珈琲店でチェイサーは初体験。 まずは口ならしで、珈琲が濃いと思った際、その後中間でお口直ししながらとの事でした。 チェイサーを少し含んだ後、珈琲をいただくと…おおぉ〜濃厚深煎り。だがクリアで飲みやすい。 美味いなぁ〜。つい言葉がもれてしまう… それを聞いたマスターは、「まだまだ17年、30年ぐらいやらないと…全然だよ」と、出来具合に不満のようだが、めっちゃ美味いっすよ。 静かな空間で珈琲をいただきながらいろいろとお話しを。 僕が現在、津山に住んでいると知ると… ・津山には「珈琲」の漢字を文字をあてた津山藩医の洋学者の宇田川榕菴が ・津山には"珈琲の神"と言われる方のお墓がある と、津山にまつわる珈琲の話を教えてくださいました。 一杯渾身の珈琲、豆は「トミオフクダ」。 僕史上、一番美味い珈琲をいただきました。 一杯¥550で感動が味わえます。 マスターは、何となく顔も声も三又又三さんに似ていて話やすく、言葉に重みもあり、珈琲にまつわる楽しい話を語ってくださる素敵な方でした。 #一滴入魂 #トミオフクダ
口コミ(5)
オススメ度:100%
口コミで多いワードを絞り込み
前に2人いるので 少し時間かかりますよー と言われ はい! とは言ったものの 想像以上でした(笑) ちょうど マスターが 抽出をする前の席に 座ったので、 丁寧な抽出に 見入ってしまいました お湯の温度の調整 カップや スプーンの温めて 一杯分ずつ豆を挽き ネルドリップ 一滴一滴。 私もコーヒー淹れますが ガーーと注いでしまい この一滴一滴に合わせて ネルを回しながら 場所を変えているのを みていると どんな味するんやろ、、とか 片隅に思いつつも 余計なこと考えずに 見ていたりして いや、、 久々の 職人技を 見させていただきました コーヒー 初めにはどんなのが好きか 聞いてくれて 今回は 濃いのが好きだと言うと マスターが 豆を選んでくれます 丁寧に淹れたコーヒーは 滑らかで 濃く クリア。 美味しいです。 薄くのばした コーヒーを チェイサーですから 口に馴染ませながらどうぞ と。 なるほど チェイサーでした。 大満足の一杯をいただきました。 ちなみに 私の次の人は 二杯のみたい旨と おすすめでお願いする旨を 伝えてました なるほど 次はそうしよう 空いていたら。。
岡山の珈琲の名店、「折り鶴」さんへ 静かな店内は長い一本の木で出来たカウンター、カッコイイです。 福岡『珈琲美美』の流れをくむ「折り鶴のマスター」、簡単に説明させて頂きますと… 「どんなお味が好みですか?」と聞かれますので私は濃い目でお願いしました。 すると黙って支度をされ、ネルドリップに珈琲豆を挽き慎重に投入、お湯等の準備も抜かりなく一滴、一滴渾身のドリップ、イヤ〜素晴らしい! そして出来上がった珈琲をお湯で少し薄めて珈琲を飲むためのチェーサーだそうでこの珈琲を飲む前のウォーミングアップだそうです。 そして一口目、衝撃が口の中に広がりました。 ガツーン!と 今までに味わったことの無い味、強さは分かるがその他はあまりの衝撃で評論出来ず、一口、Kちゃんにも飲んで頂きましたが速攻で目をつむってました。 私もKちゃんの「モカ」を一口、メッチャ、美味い、エチオピアのイルガチェフェだ。 サードウェーブのコーヒーショップとは又違った、でも豆の素材の旨さは出尽くしている、素晴らしい出来でした。 元に戻ってこの珈琲を簡単に説明させて頂きますと…以下、「トミオ フクダ」という豆の記事より抜粋。 これはコーヒーの実を樹の上で乾燥させる「ドライオンツリー」というコーヒーがあるのをご存知でしょうか。 樹上完熟コーヒーは乾燥するまで樹の養分を取るので、甘味がありおいしいそうです。 通常のコーヒーは実は摘み取って、乾燥させる。 もしくは水洗して種を取り出して乾燥させるという工程をとります。完熟したものだけを摘み取る「完熟豆」というのも存在しますが、ドライオンツリーは完熟を通り越して、黒くなるまで樹の上で乾燥までさせます。樹の養分をずっと吸い続けながらも、水分の蒸発とともに甘味が増すそうです。ただ、栄養を取り続ける分、樹には負担がかかり、樹の寿命は半分も短くなるという非常にコストのかかる方式だそうです。こんなのコーヒー農園からしたら、あり得ないですよね。それをやってしまったのがトミオ・フクダさんだそうですが実は2代目で先代が亡くなられた、御意志を継いで今も作られているそうです。 これだけでも価値のある「トミオフクダ」のコーヒーを飲んでみて下さい。
渋くカッコいいマスターが淹れるコーヒーはお客のその日の気分や好みが基になっています。少し大人な雰囲気が楽しめます。