以前のレポートをまとめて投稿。
JR和歌山駅の駅前に「みその商店街」という40年前にはとても栄えてたであろうシャッター通りの商店街があります。
シャッターが下りているお店が続くなか、昼間は営業している商店、飲食店がポツリポツリ。
そのなかにひっそりと暖簾を掲げているのがこのお店。
何度も前を通っていたのですが、どんなお店なのか想像もつかず、入るのに勇気が必要でなかなか足を踏み入れることが出来ませんでした。
しかし・・・、食べログを調べてみるととても良さげ。お客様がおみえになるので、一度使ってみようとお伺いすることに。
扉をあけるとカウンター。なかには板前さんともうおひとかた。そして和服姿の美人女将。宝塚の男役のようなスッとしたお方。
事前に個室でゆっくりお話しをしながら食事をしたいと伝えていたので、二階の個室にご案内いただきました。
お料理はお任せです。
まずは生ビールから。
お料理は、
〇付きだし 子鮎の甘露煮、えび、さごし。
〇お刺身 たい、まぐろ、いか。
はもの湯引き 梅肉で
〇天ぷら いわし、なす、ししとう
〇やきもの サワラの塩焼き
〇ご飯もの 鯖寿司
〇汁物 鱧と蓴菜のお吸い物
美人女将が一品ずつ運んできてくださいました。その度に女将との会話が弾みます。板さんは京都の「菊の井」で修行された方だそう。
このお店の跡取りだった女将も「菊の井」で修行していて、板さんをスカウトして和歌山にお連れになったとのこと。
ということは、板さんと女将とはご夫婦なのかと思いきや、そうではないらしく、そんな会話を楽しみました。
ランチはお手軽なお値段で出されています。
いろいろな使い方の出来るおです。
近いうちにまたお伺いすることになりそうです。
ごちそうさまでした