更新日:2022年09月23日
コシのある食感、出し汁が最高に美味いうどん店。唐揚げもおすすめ
本日のランチは北葛城郡上牧町服部台にある「饂飩 梵蔵」にお邪魔しました。 こちらは、国産小麦を100%使用したモッチリと歯ごたえのある麺と、厳選素材から丁寧にとる拘りの出汁が自慢のお店です。 こちらの屋号である「梵蔵」の「梵」には「そよぎ」という意味があるそうです。 「そよぎ」とは、「木が風を受けるさま」、「風が木の上を行く様」、「草木が茂る」事を意味しているそうで、更には、インドのヒンドゥー教、またはインド哲学における宇宙の根本原理とされている「ブラフマン」、「梵天」を意味するそうです。 「梵天」とは、「ブラフマン」が仏教等に取り入れられ神格化したもので、バラモン教および仏教における神々の中の一人だそうです。 「盆暗」と言った一見自虐的な屋号に見せかけて、実は深い意味があるのですね。 凛としたこちらのお店に相応しい屋号であるかもしれませんね。 台風15号に由来する雨も漸く一息ついた様です。 それ迄篠突く雨であったものが、漸く小降りになってきました。 お店は、大通りから路地裏に抜けた所にあり、何処か隠れ家のような趣です。 暖簾をくぐり、木製の引き戸をガラガラと開けて店内に入ると、既に8割方のお客さんの入りです。 相変わらずの繁盛ぶりで、私たちの後からも次から次へと来店されていました。 店内に入ると、出汁の良い香りが鼻腔を擽ります。 この店自慢の饂飩をいただきたいと思います。 本日は「天盛うどん」1067円をいただきました。 これは、かけ饂飩に海老天1尾、野菜天が付いた温かい饂飩です。 こちらは茹で立てのみを提供されているお店で、タイミングによって15分程待たなければなりませんが、次から次へとお客さんが来店されるので案外早くに提供されました。 丼からは湯気と共に美味しそうな香りが立ち上ってきます。 麺は北海道産小麦を100%使用し、店主の長江誠司さんが丹念に足踏みした生地を一日熟成させモッチリとした太めの饂飩に仕上げています。 丁寧な手打ち式製法の麺は、一般的な機械式の製麺と比べて、十分な混捏、圧延が多方向、生地の熟成といった特徴があるそうです。十分な混捏と圧延が多方向とすることで、生地の中のグルテンの分布を均一にする効果があり、生地の熟成を行う事で、生地からの脱気や遊離脂質の減少と結合脂質の増加を促す効果があるそうです。 丁寧に時間をかける事で、この様なモッチリとして、コシのある麺が生まれるのですね。 美味しい饂飩です。 ツルツルと喉越し良くいただきます。 こちらはお出汁も美味しいんですよね。 お出汁には利尻昆布、鰹節、宗田節、うるめ節、鯖節など厳選した素材を独自の配合で使用し、丁寧に仕上げています。 こちらの饂飩に相性ピッタリのお出汁ですね。 コクがあって香り良く、薬味にネギと共に柚皮が一片載せてあり、品の良いお出汁が堪りません。 天婦羅は大振りの海老天1尾に茄子天、南瓜天、舞茸天、大葉天と盛りだくさんの野菜天が別皿に載り、カラッと揚がって、サクサクです。 これに卓上に置いてある「昆布塩」をつけていただきます。 何時も乍ら美味いですね。 塩味に加えて旨味を含んだ自家製の旨塩で、これをチョンと付けていただくと堪らなく美味いですね。 天婦羅好きには堪らないですね。 今回は残念乍ら既に売り切れていましたが「梵蔵おはぎ」は、こちらの看板メニューの一つですね。 これを楽しみに来店されるお客さんもいる程で、北海道産の大納言小豆とざらめ、三温糖、天然塩のみを使用し、丹念に炊き上げられ、毎日手作りされているそうです。 お米も国産の餅米を使用し、添加物は一切使われていません。 大納言小豆の香りが良く、甘さ控え目で上品な甘味で、「半殺し」にしたご飯も良い感じです。 モッチリとした食感ですが、口の中ですぐ解けます。 こちらは次回のお楽しみに取っておきましょう。 そうこうしている内に全て食べ終わり、見事完食です。 あー美味しかった。 本日も絶品の饂飩と天婦羅をいただき、お腹いっぱいで美味しかったです。 ご馳走様でした。
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