【北新地】素材の旨味を引き出す新感覚の極上串揚げ「口勝」 JR東西線北新地駅徒歩3分。 堂島アバンザ横にある新感覚の串揚げ「口勝」さんにお邪魔してきました。 多種多様な衣を纏った「串にささない極上の串揚げ」が楽しめると評判の1軒です。 オープンキッチンカウンターがメインのスタイリッシュな店内は 空調が良いのか、全く油臭さを感じさせません。 1室限定ではありますが、専属シェフの付く個室の用意もあるそうですよ。 折角なので今回はシェフ自慢のスペシャリテをすべて楽しめるという 10,000円(税抜)のおまかせコースをお願いしました。 そして、口勝の串揚げに最も合うソースはワイン、とのことでしたので ドリンクはペアリング(4杯/3600円)をチョイスです。 先ずはイタリアの辛口スプマンテから。 突出しは自家製豆腐キャビア添え。 ふわっと香る出汁の香り、ほんのり舌に残る長芋の食感。 キャビアの塩味でいただく出来立ての絶品豆腐。 琵琶湖の泳ぎの稚鮎はセモリナ粉を使ったフリットでいただきます。 わずかに残る肝の苦みが何も付けずに美味しい。 パリッと口の中ではじけるスナップエンドウは 岩塩でシンプルに、みずみずしさと甘味を味わいます。 箸休めの冷菜はポン酢ジュレが爽やかな大根サラダ。 さくさくとしたこごみの食感とえぐみの楽しいサラダでした。 大分の鱚に旬の筍は木の芽味噌で。 炊いてから揚げているのでしょうか?とても風味の良い逸品。 福井の甘鯛は松笠揚げに。 パリパリと香ばしいウロコが何よりもご馳走です。 ホクホクとみずみずしいズッキーニは緑と黄の2色揚げ。 黄は肉味噌、緑はタルタルでいただきました。 合せるのはフランスの白ワイン、ソーヴィニヨン・ブラン。 華やかな香り、しっかりとした味わいは魚介との相性も抜群ですね。 車海老もぷりぷり。 明石の鮃は塩とレモンでさっぱりと。 カラリと香ばしく揚ったアスパラも驚くほどジューシーです。 ふっくらふんわり明石のコチ、こちらはフランスのロゼと楽しみました。 箸休めの冷菜ふた品めはタラモサラダ。 タラコではなく明太子を使ったピリリと後を引くサラダです。 徳島県産黒あわびは感動の美味しさ! サクッとした歯触り、口いっぱいに広がる磯の香りに悶絶です。 余韻までのが至福の絶品。 明石の鰆は柚子を効かせた醤油に漬けて柚香漬けにしているそう。 最後に柚子皮を削っているのでしょうか?鼻を抜ける爽やかな風味が心地良いです。 ころんとまんまるコロッケは淡路島のシルクスイートをまるめたもの。 サクッと割ると中からバターが溶けだします。 スイートポテトそのまま揚げたような、まるでスイーツな贅沢なコロッケ! 限りなくレアに仕上げた和歌山の鰹は透き通るようなルビー色にうっとり。 ほんのり香るにんにくの風味、刺身をいただいているようなねっとりとした食感。 1つは塩で、もう1つは焦がし醤油のお薬味と。 そして後半からはいよいよウスターソースの登場です。 肉汁溢れるジューシーな椎茸、塩もいいけれどやっぱりソースが美味しい! 低温のオイルバスでじっくりと火を通したという宮崎の無菌豚「SPFポーク」は 結構厚みがあるのですが、サクッと歯切れ良くその柔らかさに驚きました。 旨味の濃いへレ肉とミル挽きの山椒が良く合いますね。 ミディアムのブルガリワインと。 そしてメインには厳選した大分豊後牛に北海道産うにをのせた最高級「うにく」を。 こちらも低温ローストカツ仕立て。 おろし立ての本山葵と雪塩を散らして至福の味わい! 〆のお食事は新キャベツの海鮮スープがベースの 吉野葛そうめんを使ったにゅうめんでした。 ベーコンの塩気、湯部間の残る優しいスープが麺と絡んで本当に美味しい。 食後のデザートには季節のフルーツと優しい甘味のはちみつのジェラートを。 自家製だというハーブティーが食後の胃を労わります。 何よりも、揚げ物をこんなにたくさん食べれてしまったことにびっくり。 「串揚げ」に対する概念がすっかり覆された良店です。
駅から近い
個室あり
禁煙
クレカ決済可
子連れOK
おひとり様OK
北新地、北新地駅からすぐの串揚げが食べられるお店

























