名物の“皿盛”をいただくため、 いざ、いざいざ「篠田屋」さんへ。 瓦屋根の雨樋の下から、 緑のストライプの軒先テント。 和洋折衷、佇まいからして渋い。 カラリと戸を開けると、店内の床はタイル。 L字の狭い小上がり、木製のイスにテーブル。 全体がセピア色の中、目に映える ターコイズ色っぽい短冊メニューが印象的。 ●大びん(600円) 小びんがスーパードライ、大びんがキリンラガー。 どちらかと問われれば、圧倒的に後者。 瓶はキリン、グラスはアサヒ。 昨夜に続き、ここでも関西を感じる。 平日の昼から、大人の義務教育“633”を嗜む。 有給をとった労働者の特権である。 スプーンの音、注文の声といった その場でしか表出しない雑音。 こうした最高のBGMをアテに、 特にスマホに視線を落とすわけでもなく ボーっとビールを呑み、自分で注ぎ足す。 まさに至福の時。 ●皿盛(900円) やってきました、名物の皿盛。 名前の通り、大きめの皿にドンと盛られた ご飯、カツ、カレー餡と福神漬け。 まずは、このカレー餡の粘度よ。 なかなかのトロトロ具合。 厚くはないけど、存在感のあるカツ。 そいつと白米を、餡がうまく包み込んでる。 優しい出汁に、カレーのスパイスと 青ネギの爽やかさが加わり、なんともいいバランス。 皿盛を少しづつ、スプーンで口に運び 合間にビールを飲む…幸せすぎる単純作業。 事前に“万人受けしない”と聞いていましたが 自分には、めちゃくちゃ美味しかった。 再現することが不可能に思える、 この空間で一時を過ごせたことに感謝。 ご馳走さまでした!!!!
駅から近い
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
昭和レトロな食堂で味わう、出汁香るやさしい和風カツカレーと昔ながらの中華そば
三条京阪近くの老舗大衆食堂では、明治時代から続く懐かしい雰囲気の中、名物の「皿盛」をはじめとする昔ながらの味が楽しめます。皿盛は薄いとんかつとご飯に、カレーうどん風のとろみのある和風カレー餡をかけた一品。ウスターソースでの味変もおすすめです。中華そばは、しっかり出汁の効いた優しいスープと多めのチャーシューが特徴。行列ができることも多いですが、回転は早め。昭和を感じるレトロな店内で、いつまでも変わらないほっとする味が堪能できます。
























