更新日：2019年12月22日
スパゲッティといえば長い間ナポリタンとミートソースしかなかった。ボンゴレだのバジリコだのは高校を過ぎてから。イカスミだのカルボナーラだのはバブルの時代、20歳くらいの時に知ったのではなかったろうか。現在のように様々なメニューの登場は、チェーン店化した「壁の穴」や「五右衛門」が促進したものなのかもしれない。若い頃、21か22の時だったが後者のある支店で、"納豆ミートソース"なるものを食べてえらい目にあった事がある。納豆の粘り気でミートソースが固化してしまい、麺とからまないし食べづらい。早喰いの私が往生したのだからよほどの事である。 だからナポリタンがよい。 というのは乱暴ではあるが、本音でもある。ボンゴレは貝殻で食べづらい、イカスミは歯が真っ黒になる、カルボナーラは好きだが店で1,000円以上も出すなど考えられない。ミートソースも同じくらい好きだが、混ぜてしまえばナポリタンとあまり変わらないのではないか。であればナポリタンがよい。
