
「ど根性ガエル」は吉沢やすみによるマンガだ。1970年から76年という長期間にわたり連載され、アニメ化やCM起用やその他キャラクターとして現在に至るまで人気のある、少年ジャンプ全盛期の大ヒット作品である。あらすじはというと "カエルのピョン吉が公園にほど近い原っぱにいたところに、地元の中学生・ひろしが小石につまずき倒れ込んで来て潰されてしまうが、なぜかピョン吉はひろしのシャツに張り付き、「平面ガエル」として生きていくことになる。 東京の下町を舞台に、ひろしのガールフレンドの京子、後輩の五郎、番長のゴリライモ、教師生活25年の町田先生、美人教師のヨシ子先生、寿司屋の職人・梅さんや、その恋のライバル・南先生ら、多彩な登場人物を巻き込んでのドタバタ劇を繰り広げるギャグ漫画" というのはWikipedia丸写しで恐縮だが、まぁストーリーなどあってないようなもの。昔のほのぼのギャグマンガだ。私はテレビアニメから入った世代で、ひろしのアタマめがねにとっくりシャツというearly70'sファッションに違和感を持ちつつ、毎度楽しく観せてもらっていた。 違和感といえばもう一点 ひろしがとてつもない寿司好きなのだ。寿司がこの世で最高の食べ物と崇め奉られている、というほどの扱いなのだ。ぶっちゃけたところ 寿司ってそんなにご馳走なのか? 昭和47〜8年くらいのこと。わが家だって人に言えない程度の貧乏家庭ではあったし、にぎり寿司も決して安価な食物ではなかったと思うが、年に数回すらも食べられないほど高いものではなかった筈だ。あの寿司信仰は、世間一般のものだったか、はたまた吉沢やすみワールドの中だけのものだったのか。謎である。 「松栄寿司 日詰店」 稲葉のボーリング場 ヤングファラオから一本入ったところにある寿司屋さんである。こちらは海鮮丼やマグロ丼などのランチが評判で、昼どきはいつも混雑している。この日はお誘いをいただいて罷り越した次第だ。 「ランチコース」1500円 ご馳走して下さるということで、少し張り込んだメニューを選択する。コースというだけあって、様々な品が登場する。 『サラダ』 キャベツ、レタスとニンジン少しのシンプルサラダだが、自家製というドレッシングがとても美味かった。 『茶碗蒸し』 その場で蒸してくれるらしく、10分ほど待たされたが熱々はやはり美味い。とろとろで固形物と液体のちょうど中間という蒸し具合がよい。えび、かまぼこ、銀杏、鶏肉といったスタンダードな具材もよろしい。 『天ぷら』 籠に楚々と盛られた天ぷらたち。紅いパプリカ、かぼちゃ、なす、サツマイモにエビ。どれも熱々でさくさくであった。 『にぎり寿司』 メインメニューの登場だ。赤身、ビンチョウ、イカ、蒸しエビ、玉子焼き、とびっこ軍艦とこれもまたスタンダードな構成。どれも鮮度よくしっかりと仕上がっている。 『デザート』 抹茶アイス。少し溶け塩梅なのが素晴らしい。 ど根性ガエルのひろし同様、多幸感たっぷりのランチ終了。美味しかった。