
富山駅近くの大型高級和食店。地元の名士が集まる宴会や親族による法事などにも利用される有名店だ。エントランスと1,2階は東京の高級料亭などをのデザインを手掛ける広谷純弘氏の手により素材感を残した洗練した造りに改装されている。上質なインテリアはデザインだけでなく巧みな照明計画の効果によるものだろう。お客の顔は優しく血色よく見えて、料理は素材の色彩が綺麗に見えるよう工夫されている。
立山ポーク薬膳鍋 5400円
■胡麻豆腐
■夏の終わりの盛合せ
繊細な手作業は目で楽しめるだけではなく、それぞれの素材の特徴を引き出した調理がなされていてとても美味い。
・インゲン豆はパリパリと爽やか食感
・ほおずきの中には半熟うずら玉子と出汁のジュレが入るアートみたいな一品。これが美味い。
・小さつまいもは鮮やかな黄色で、甘さ豊か。
■お造り
新鮮さがとても印象的な盛合せ。海老の殻に残された肝の袋のしっかり加減がその証拠だ。鮪の大トロは口の中でとろける。
■立山ポーク薬膳鍋
メイン料理の登場だ。脂身が甘い事で有名な立山豚。薬膳の中味や効能は尋ねても教えてもらえず。秘伝?秘密? 多分違う。
噂通り、立山ポークは甘味がある。やや厚めに切られた肉は噛み締めるごとにその味の深みを感じることができる。薬膳スープは確かに漢方のような独特のスパイスが効いていて美味い。
鍋の終わりにはうどんか雑炊が選べる。私は雑炊に。出汁に加えて立山ポークのスープが加わってとても芳醇な味わいだ。たっぷりの薬味を加えると上質で完成度の高い雑炊が出来上がる。これにはとても満足。
■甘味 抹茶プリン
☆宴会や法事にも使える大きな施設ですが、洗練された内装の1,2階のカウンターや個室がお勧めです。