サクッと揚がってキラキラ輝く衣にガブリとかぶりつけば、お口一杯に広がる豚肉の脂身の甘味、そして力強い旨味。 そう、お肉好きな方なら誰もが愛する「とんかつ」からあふれる旨味を味わいながら、ツヤッツヤに輝くご飯をお口に追加投入する瞬間。 今回、そんな至福を味わいにやってきたのが東急東横線の日吉駅西口から徒歩1分にある、「とんかつ 和栗」さんです! メニューはいろいろありますが、まずは入店してすぐに食券機で食券を買い求めるスタイル。 じっくり選びたい時には店頭にも店内にもメニュー表が張られているので、参考にされてみては。 店内は広々としており、カウンターが4席と、2人がけテーブルが8卓という構成で、今回はスタッフさんにニコニコと案内されるがままにカウンター席に着席。 卓上にはソース・一味・醤油・からしが並んでいると共に、フランスの「ロレーヌ岩塩」・パキスタンの「ピンクロックソルト」・ボリビアの「アンデスの紅塩」と3種類の塩が並んでいます。 そう、美味しいとんかつ屋さんは、肉だけではなく塩にもこだわるのです! ◆上ロースかつ定食(1700円) 今回いただいたのは、220gの重量感を誇る「上ロースかつ定食」(1700円)。 上ロースかつ・キャベツ・豚汁・ご飯・小鉢がセットになった豪華なセットです。 まずは豚汁からいただきますが、しっかりと出汁が効いていて、ホッコリと美味しい豚汁さんです。 具材は豚肉だけではなく大根や玉ねぎなどのお野菜もたっぷり入っています。 まさに大地の滋味あふれる味わいで、卓上の一味を入れて飲めば、なお温まる「ごちそう」に。 たっぷりのキャベツの千切りは、みずみずしくてシャッキシャキな食感が涼しいです。 これだけはソースをかけていただきましたが、良き箸休めになってくれました。 さぁ、いよいよとんかつを頂きましょう! さすが220gだけあって、圧巻の厚みを誇るのロース肉。 揚げたての衣の表面はキラキラと輝いていて、見ているだけで食欲が倍増します! いざ何もつけずに食べてみると、元々ついている下味がしっかりしているし、お肉から溢れ出す肉汁の旨味と甘味がお口の中を駆け巡って、もうこれだけで大満足の嬉しさです。 とんかつにはソースはつきものですが、みうけんはつけません。 血圧を気にしてカラシだけをつける習慣がついてしまい、いつしかソースがなくても美味しく頂けるようになったのです。 しかし、ここのとんかつは是非とも塩で食べていただきたい。 こちらのお店は太古に海だったところが干上がって出来た「岩塩」を使っていらっしゃるので、それだけでもミネラル分をたっぷりと含んでいるのか、塩だけでも奥深い旨味をバシバシと感じます。 実は塩だけで食べられるとんかつというのは貴重で、旨味のある塩と、旨味のある豚肉がセットになればもう無敵。 ご飯だって、あまりのツヤツヤかげん・ふっくらかげんに、ため息すら出てしまいます。 外はカリカリ・中はジューシーなとんかつと、この美味しいご飯との相性が最高なのは言うまでもないですよね。 ふっくらと炊けた炊き加減が実に良く、何杯でもお代わりしたくなります。 大盛りはプラス100円、おかわりは200円ですが、たくさん食べたい方は是非とも。 さらに、食後にお口をシャキッと清めてくれるシャッキシャキな小鉢。 どこかなつかしさを感じる大人のホロ苦さで、今回の素晴らしいお食事を見事に完結してくださったのでした。 ◆◇◆後記◆◇◆ 今回紹介したお店は、日吉駅西口を降りてすぐ近くの「とんかつ 和栗」さん。 さすが、2024年の食べログ100名店(とんかつ部門)にランクインしただけあって素晴らしさ満載のお店でした。 日吉駅近辺は大学もあって、ボリューミーなのにコストパフォーマンスが良いお店がたくさん並んでいる地域。 その中でも、ここ「とんかつ 和栗」さんは特にオススメしたいお店です。 お試しを!
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
クレカ決済可
ランチ営業あり
おひとり様OK
ボリューム満点の肉厚とんかつと、選べるこだわり塩で満足ランチ
駅からすぐの好立地にあるとんかつ専門店。特に上ロースかつは220gの圧巻の厚みとジューシーさが特徴で、ご飯・豚汁・小鉢がセットになった定食スタイル。3種類の岩塩や各種調味料で食べ方の幅が広く、肉本来の旨味や脂の甘みにこだわったカツを堪能できます。ご飯は炊き加減もよくおかわりも可能、キャベツや副菜も新鮮で箸休めにぴったり。カレーやヒレカツのセットメニューもあり、ボリュームに対してリーズナブルな価格設定が学生や近隣の方々に好評です。平日・土日ともに満席が多いため、早めの来店がオススメ。豚肉はSPF豚を使用し、臭みが少なく食べやすい仕上がりで、食券システムのため初めての人も入りやすい雰囲気です。






















