更新日:2019年06月26日
コシの強い蕎麦にネギと海苔が山盛り、つけダレは港屋スタイルの蕎麦屋
深紅のラー油が浮き、白ゴマが振られた つけ汁に田舎風な硬いそばを浸けて口へ運ぶ 辛い、ピリ辛な刺激にジワッと汗が滲み出る 肉と卵をアクセントに異端な蕎麦を愉しんだ 外観からは感じ取れない港屋インスパイア系 九段下ランチ こんなところに蕎麦屋があるんだね…なんて 同僚とランチに入ってみると 変形のL字カウンターに着く先客たちが 食べてるのは、ラー油系のつけ蕎麦だ メニューは、“とり蕎麦”、“にく蕎麦”が軸で “もり蕎麦”、“鴨汁蕎麦”あたりがある 注文は、とり、にく、味玉…と総合力のある <特製蕎麦・1,000円>にした ラー油に白ゴマがたっぷり振られたつけ汁が 先に供され、茶鼠の蕎麦の上に海苔と葱、 そして味玉が添えられて後を追ってきた 店主に「写真を撮っていいか」と訊ねると ランチ営業はご遠慮いただいているとのこと そこは理解を示して早速、実食 田舎風な蕎麦だけで口へ運んでみる 香りが豊かだとか、喉越しがいいとかという タイプではない、コシがあるというよりも 歯ごたえのある、この手の店でよく出会う麺 つけ汁に浸けて食せば辛さにちょっとむせた 繊細な風味を味わう蕎麦とは対極にある