昨晩は、母国の味にうるさいイタリア人をもうならせるハイレベルな都内イタリア料理店探訪の会を、在京のイタリアの友人と実施しました。訪ねたのは幡ヶ谷の商店街の奥の方にある al mulon。トリエステ地方の方言を店名にしていることからもかなり拘った店と期待し入店。赤い椅子が目を引くフレンドリーな店内、調理中の香味野菜が放つアロマに包まれ、期待感が高まります。まずはグラスでスプマンテをいただきますが、なんとプロセッコでもフランチャコルタでもないリボッラジャッラの泡がありました。これはイタリアでも中々出くわさないシロモノですが、日本ではここが初めてです。前菜は後に響かないよう軽めの野菜料理の盛り合わせ、パスタは旬のポルチーニのタリアテッレとパンでこさえたニョッキのグーラッシュがけの二種、セコンドは豚のすね肉のロースト。いやー、久しぶりにやられました。どれもこれも本物の味です。野菜の優しい味付け、バターでシンプルに仕上げたタリアテッレ、とはいえ1皿に生のポルチーニをこれだけふんだんにいれるお店は初めて。グーラッシュの出来映えも秀逸ですがパーネのニョッキもこれまた日本では初めて。そして、すね肉ですが、これもまた日本ではお初ですが、イタリアで食べていたものをこえるほどに味わい深い、本当にすね肉のローストの調理法を知っている人のお料理だとわかりました。これでお腹いっぱいですが、料理の質が高いためか、胃にもたれません。調子にのってデザートも。これがまたその辺のイタリア料理店ではめったにお目にかかれないチロル地方の銘菓アップルストゥルーデルとサラメディチョコラータ。共に同行のイタリア人も唸る絶妙な仕上がりです。お店にエレガントさやお洒落感はあまりありませんが、お料理もデザートもこちらは本当にハイレベルなので、イタリア料理の本質に触れたい方にはぴったりのお店かと。ミラノ出身のグルメな友人によれば、いきなり都内のイタリア料理店ベストスリーにノミネートだそうです。 # 味にうるさいイタリア人が認める本物の料理
Yuji Sugawaraさんの行ったお店
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アーンドラ・キッチン
御徒町駅 / インド料理
- ~2000円
- ~3000円
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バンゲラズキッチン
銀座一丁目駅 / インド料理
- ~2000円
- ~6000円
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麺処 まるよし商店
桜台駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ナポリスタカ 駒沢大学駅前店
駒沢大学駅 / イタリア料理
- ~3000円
- ~5000円
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南インド料理 アーンドラ・ダバ
神田駅 / カレー
- ~1000円
- ~3000円
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AL MINA
神田駅 / 居酒屋
- ~1000円
- ~5000円
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ラサ ボジュン
北浜駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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トラットリア・タルトゥーカ
中目黒駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~5000円
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Trattoria Evoluzione
恵比寿駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~5000円
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al mulon
幡ヶ谷駅 / イタリア料理
- ~5000円
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ヘッケルン
内幸町駅 / カフェ
- ~1000円
- ~1000円
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南インド食堂 Beans on Beans
新日本橋駅 / インド料理
- ~2000円
- ~3000円
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レストラン モロッコ
大手町駅 / モロッコ料理
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アロマズ オブ インディア
淡路町駅 / インド料理
- ~1000円
- ~3000円