
足立区を代表する博多長浜ラーメンの名店「田中商店」。2000年の創業以来、豚骨を炊き続けてきた人気店で、2025年8月に一ツ家から花畑へ移転しました。 豚の頭からつま先までを3日間煮込んだスープに、福岡から直送される極細麺を合わせるのが特徴。営業時間は18時から翌4時までと、深夜型の人間にとって非常にありがたい存在です。 店内はカウンターを中心にテーブル席もあり、全体で38席ほど。以前よりも広々とした店舗になっています。 祝日の25時15分頃に到着しました。 この時間なのでさすがに待ちはありませんでしたが、お客さんが出ては入り、入っては出ていく状態。深夜1時を過ぎているとは思えない、異様な賑わいを見せています。 注文したのは、 ・ねぎラーメン 1,130円 ・のりトッピング 200円 ・韓国風明太子ご飯 350円 店内に入ると、良い意味でしっかりとした豚骨臭。これは相当濃厚なスープが出てくるのではと思いましたが、実際に飲んでみると、想像していたよりもあっさりとしています。 豚骨の旨味はしっかりありながら、重たさは控えめ。これが長浜ラーメンらしい軽快さというものなのでしょうか。深夜でも比較的食べやすく、スルスルと入っていきます。 途中から卓上の辛子高菜と胡麻を投入して味変。 少し入れすぎたのか、かなり辛い。食べ進めるうちに汗が止まらなくなりましたが、豚骨スープと辛子高菜の組み合わせは間違いありません。 チャーシューは、これはこれで悪くありませんが、個人的には若干チープに感じるタイプ。以前食べた別の博多系ラーメンでも似た印象を受けたので、この薄切りで主張しすぎないチャーシューが、こうしたラーメンの定番なのかもしれません。 そして予想以上に良かったのが、韓国風明太子ご飯。 一口食べると、確かに韓国風。おそらく胡麻油の香りが効いていて、普通の明太子ご飯とは少し違うパンチがあります。 ここに辛子高菜をのせ、豚骨スープを少しかけ、トッピングした海苔で巻いて食べる。 控えめに言って、これはクソ旨い。 明太子の辛味、辛子高菜、胡麻油、豚骨スープ、海苔が一体となり、完全に反則級の組み合わせ。ラーメン単体以上に、この食べ方が印象に残りました。幸せです。 食べ終わる頃には、この席数なのになんと待ち列ができていました。 大体0時や1時を過ぎると、食事の選択肢は一気に少なくなり、某牛丼チェーン店くらいしか残っていないことも多いもの。その時間帯に、これだけ本格的な豚骨ラーメンを食べられるのは本当にありがたいです。 家からも極端に遠いわけではなく、今後の深夜飯の有力な選択肢になりそうです。 この時間、この店だけ人口密度がおかしい。 また来ます。