銀座は中華料理屋さんが意外と多い。そんな中で四川料理も火鍋も提供しているのがこちらの「孔家飯店」だ。銀座は八丁目なので新橋より。見番通り(並木通りの1本東の通り)沿いの古ビル2階に入っている。目印は真っ赤な看板。「正宗四川家庭料理」と書かれている。正宗とは中国語で「正統派」とか「本物の」といった意味だ。
2階に上がってドアを開けると手前に厨房、奥が座席になっており、広くはないものの開放的な空間。座席は4人席がメインで、7〜8テーブルほど。平日は17時半〜翌4時までというロングタイム営業!銀座ならではというところだろう。この界隈の従業員の方や、そのお連れ様、そしてサラリーマンなど、客層は幅広い。
孔家飯店は名の通り「孔さん」がオーナーだ。お店の目立つところに「孔子の教え」が大きく飾られている。五徳:温・良・恭・倹・譲、を大切にしているとのこと。ふむふむと思いながらメニューを開けたら、そのトップにも孔子の教えが。お店のスタンスがはっきりしているというのはわかりやすくていいよね。
メニューは単品メニューもあれば、コースもあって幅広い。しかし、狙いはやっぱり火鍋だ。ママも一番のおすすめは火鍋と断言している。火鍋の頼み方は2通り。コースor単品。コースで頼む場合は2名様以上で平日だと5,000円(土曜日は4,000円)。冷菜が3種類、麻婆豆腐に続いて火鍋が出てくる構成。なぜか10年物の紹興酒も1本(ミニボトル)ついてくる。単品で頼むときは「火鍋お試しセット」。1,500円/人で冷菜と火鍋(の鍋だけ)、火鍋のタレがセットになっている。火鍋に入れる食材は自由に選んで頼む方式だ。
今回は、この火鍋お試しセットと、単品で麻婆豆腐を。前菜(冷菜)は砂肝のチャーシューと胡麻の和え物、蒸し鶏の葱ソースの3点セット。砂肝のチャーシューは食感が独特。程よいコリコリ加減はありつつ、柔らかく仕上がっていた。続いて麻婆豆腐。正しくは「孔家マーボー豆腐(980円)」。わりと有名なメニューのようで、これを目当てに来ている人もいるみたい。四川風で、バランスは良いものの、麻(マー)の辛さよりも辣(ラー)の辛さがちょっと強い目。癖はあるけど、美味しい。
そんなこんなで火鍋が登場。陰陽マークの鍋は白湯スープと真っ赤なスープの組み合わせ。茹だってきたら、頼んだ具材を入れていく。具材は大きく「肉類」「海鮮類」「野菜類」に分かれている。オーダーしたのは、、肉類から豚肉、鴨肉、羊肉、中国ハム。お値段はだいたい1,000円前後。海鮮類からゲソ、これも1,000円ぐらいかな。野菜類から、ポテト、白菜、エリンギ、れんこん、冷凍豆腐とかとか。この辺は7〜800円。最後にその他から餃子を。
豚肉とか中国ハムは各自しゃぶしゃぶするのがオススメ。真っ赤なスープにくぐらせ、ごまだれで食べる。麻婆豆腐と同じく、山椒のしびれもありつつ、メインは唐辛子ベースの辛さだ。美味しくて端は止まらないが、程よく汗も吹き出てくる。隠れたオススメは冷凍豆腐。スープの旨味をギュッと染み込ませることができるので、火鍋の旨さを100%感じることができる。
最後に生麺をお願いして投入。こちらも比較的スープを吸いやすいので、3人とかだったら1人前で十分かもしれない。足りなかったら追加できるし。気づいたらごまだれも食べきってしまってごちそうさま。満足な火鍋でした!
火鍋じゃなくても、普通の麺類や単品もたくさんあるので、深夜に〆のスーラータンメンなんて選択肢もありです。ちなみに、全面喫煙可。灰皿とライターが机にあるので、タバコが苦手な方は注意が必要かな。
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