
新橋で焼き魚と炊きたての白飯をしっかり食べたい時に重宝するランチ。
脂の乗った魚とごはんを主役に、日常使いしやすい魚定食が揃う
新橋に店を構える「あじひろ」。
夜は鮮魚と日本酒を中心とした居酒屋として営業し、ランチタイムには魚を主役にした定食が提供される。
ランチでは、鮮魚のほか、干物の名店「伴助商店」の干物を使った定食など、魚好きにはたまらないラインナップが揃う。
健康的なものを食べたくなり、魚がメインのこちらへ再訪。
ビルの地下へ降りると、テーブル席を中心とした空間が広がる。
店内は過度な装飾はなく、実用的で落ち着いた雰囲気。
一人客から複数人まで対応できる配置で、昼時はサラリーマンを中心に賑わう。
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この日は3人でランチで訪問。
身体にやさしい魚料理をしっかりと味わう。
入口の券売機のところで店員さんに食べたい定食と、サービスの納豆・明太子・生玉子のいずれかを伝え現金払い。
席が空き空いている席に案内される。
▪️トロさば塩焼き 1,200円
・ごはん,味噌汁,高菜付き
・納豆,生卵,明太子 1品サービス
・ごはんおかわり無料,だし割あり
サービスの一品は生卵をチョイス。
「とろ鯖」とは、真鯖の中でも脂質含有量が21%以上のものを指すそう。
鯖に軽く醤油を振り箸を入れる。
焼かれた表面は艶があり、身に箸を入れると脂が滲み出してくる。
その脂は上質で、しつこさがなく、コクと旨味をしっかりと備えている。
炊きたての白飯にバウンドさせ、鯖の脂と旨味をご飯に吸わせながら食べ進める。
だし割りも用意されているが、敢えて使わず、とろ鯖そのものの美味しさを薄めずに最後まで楽しむ。
締めは卵かけご飯。
白飯の甘みと卵のまろやかさが合わさり、満足感のある終わり方。
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これぞ日本の食卓。
派手さはないが、とても健康的で、実際に身体が整ったような錯覚に陥る。
魚をしっかり食べたい時、胃腸を休めたい時におすすめしたい。
夜の時間帯にも日本酒と鮮魚を合わせて楽しんでみたい。