【銀座アスター出身シェフの「脆皮鶏(ツイピーチー)」】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は蒲田の『中国料理にいくら』 訪問時点、 Googleマップ評価「4.1」、 某グルメサイト「3.57」 新倉店主は名店『銀座アスター』系列で 26年間勤務し複数店舗で料理長までされた方。 2021年に地元・蒲田に『にいくら』をOPENし かなりの評判となっておりチェックしてたのです♪ 看板商品である「脆皮鶏」のランチセット1900円は以下なり。 ■前菜 ・泡菜 ・大根餅 ・大山鶏のよだれ鶏 中国式の漬物「泡菜(パオツァイ)」 ホクホクでモチモチ&ねっとり食感の「大根餅」 「大山鶏のよだれ鶏」は 辛さを抑えている分、 鶏の素材の良さが引き立ちます。 食感もしっとりで◎でした ■揚げワンタン ひとくちサイズの揚げワンタンに、 マンゴーソースを。 ワンタンの塩気と 果肉感あるフルーティなソースが 面白い化学反応。 パリッと軽い食感も心地よい。 ■冬瓜の冷製スープ 具に冬瓜と中華くらげ入りのスープ。 滋味深く優しい風味です。 ■脆皮鶏 ■ご飯 「脆皮鶏」は広東十名鶏に数えられる広東料理の代表格のひとつ。 しっかり下味をつけ皮は餡掛けにして、じっくりと揚げる。 皮はクリスピー感のあるパリパリ感、 内側はしっとりジューシーな仕上がり。 さすが大山鶏だけあってシンプルな味付けながら 芳醇でふくよかな風味が舌を楽しませてくれる。 まさに「日本のブランド地鶏の品質」と、 銀座アスター譲りの「中国料理の卓越した調理スキル」が邂逅して 出来上がった一品といえよう。 葱ダレや黒酢で味変しても最高でした。 ■核から作る古式杏仁豆腐 …コース外で¥550で追加注文 皆様は「本当の杏仁豆腐」をご存じでしょうか? 本来の「杏仁豆腐」は牛乳寒天は使わず、 アンズ類の種の中の核(杏仁)の粉末を原材料としている。また杏仁は漢方薬でもある。 伝承では杏仁豆腐のルーツは三国時代の 医師・董奉(とうほう)にあるとされる。 彼は無償で人々を治療し、 完治した患者たちは治療代の代わりに 感謝の念をこめて“杏の木”を植えるようになった。 彼が助けた数多くの患者達の手により、 数年後には辺りはうっそうとした 杏の林が出来上がったという。 董奉は薬にもなる杏を活かす事を考え、 本来、苦くて食べにくい杏仁を 食べやすい甘い食べ物にと助言して誕生したのが杏仁豆腐の始まりとされている。 後に清王朝の時代に杏仁豆腐はいわゆる満漢全席のメニューとなり、宮廷料理としての側面も加わる事となる。 …ちなみに脱線しますが、 医学部のある杏林大学や杏林製薬などの名称は 董奉の医療への高い志と「杏の林」の故事にあやかって命名されてます。 私は杏仁豆腐の故事と、 杏の種の核を使う事は知ってましたので、 「核から作る古式杏仁豆腐」の メニュー名を見てピーンときました。 このメニュー名は 「本来の姿の杏仁豆腐」であり、 それを再現したこだわりの一品である事を強調したいのだろう。 なんとなく店側の意図が 察せましたので注文してみました。 やや褐色がかった「本来の杏仁豆腐」。 ねっとりと舌に絡みつく それでいてキメの細かい 生地質に上品な甘味が最高。 これは良いものを食べれました。 ~あとがき~ 以上、『中国料理にいくら』でした。 「蒲田で中華」というと、 『歓迎』などの羽根つき餃子や 町中華のイメージが強かったですが、 アスター出身らしい繊細で洗練された中国料理もある事を知れました。 古式の杏仁豆腐を置いてるあたり、 かなり店側のこだわりも感じられますし、 古い柱や梁をそのまま活かした 古民家改装の店舗も綺麗で素敵でしたね。 良かったので 此処はディナーで再訪してみようと思う。
口コミ(11)
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蒲田にある中華料理店。本日はお一人様ディナー
嫁との忘年会。中華はもうここしか行かなくなってしまった。
普段夜の部はコース料理のみの提供ですが、不定期にアラカルトの提供も行う当店。今回はアラカルト提供前日にインスタで告知を見つけ、滑り込みで予約に成功。麻婆豆腐•イカとセロリの炒め•北京風エビチリが特に良かった。食べ過ぎた。
蒲田駅から徒歩5,6分の位置にある中華料理屋。年末振りの来訪。相変わらず何食っても美味い。仏様がぶっ飛んだという言い伝えのある仏跳牆がやはり1番印象に残った。