
錦糸町〜夜の街のイメージがしっかりとあるけど、
意外と東京の西にいると行くことは少ない。しかし良いお店があると通いたくなる
。牡蠣ラーメンの佐市に何回か行って、そのすぐ隣に不思議なお店を見かけていた。
六の、、、 ろくの、何だろ??あ、下にローマ字がロクノタラズね。
これは難しすぎる笑
階段を上がると普通のマンションの一室。これはいわゆる隠れ家ってやつです。
恵比寿でも中目でも三宿でも、コレ系の店は当たりが多い。
入ってみればなんと創作居酒屋さん!カウンターとテーブル席があり、
落ち着いた雰囲気。この日は先ずビールから。そしてお通しが3品。
舞茸とパセリの酢味噌和え、全粒粉クラッカー、鯖の燻製一口食べてわかりましたね。
あ、この店当たりだなと。パセリで酢味噌和えという組み合わせも良いし、
この鯖の燻製。りんごのチップで燻したもので香りと旨味が堪りません。
2杯目は日本酒で。日本酒やワインはメニューがないので、
好みを言うと出してくれるスタイル。すると、秋田のど辛の純米酒が。
このお酒、なんとボクが生まれた山本郡のお酒!合わないわけがありません!!
日本酒度+15 でも辛さの中に甘さもある、
平成20年に発見された「セクスィー山本酵母」で仕込みまれた美味しいお酒。
ほか、山本、白瀑と山本合名会社のお酒が〜少しづつ出してもらって味見!!
つまみは続いて焼きポテサラなるもの。鉄板で焼かれてきたものがコチラ。
中には長芋と牛乳も入っているようで、クリーミーでコクがある!
香ばしさもあり食べるのが楽しい一品。続いてお造り。
と言っても普通のお刺身が並んでるわけでありません。やりいか柚子胡椒、
真鯵の酢醤油漬け、マグロの赤ワイン漬け仕事のなされている魚達。
江戸前寿司にも通じる手のかけよう。
特筆すべきはマグロの赤ワイン漬け。
ねっとりとした食感と旨味を増した漬け。伊豆の生わさびと食べれば、至福の瞬間。
日本酒が勢い良くなくなります。
お肉もありますイズシカのロースト
薫塩と昆布締卵黄ソースイズシカとは伊豆市食肉加工センターが卸すお肉。
役所が作ってるので管理が徹底されていているそう。
全く臭みのないシカ肉、そこにゲラント産の薫塩と卵黄のコク!
日本酒が無くなる〜てことで追加は
海老名のお酒泉橋酒造の生もと赤とんぼ。http://izumibashi.com/
お米作りからこだわった海老名の山田錦で作られたお酒は日本酒度+15のお酒は
爽やか〜。
グビグビと飲むともう少しつまみを・・・てことでナスのいしる唐揚げ
鹿児島の縞ナスを金沢のいしるで焼き揚げた一品。コクと旨味のあるいしるが、
油を吸ったナスと交わる相乗効果。これはここでしか食べられないかも!
創作のアイデアが素晴らしい〜
締めは山葵のパスタ上には鶏胸肉の燻製と、こちらも伊豆の生わさびが。
バターのコクをまとったパスタに山葵をあえて・・・
ツンと来ることのない甘さを持った山葵に、バター。意外な組み合わせもしっくり。
追いバターも用意してくれるのでこってり行きたい人も満足。
ひっそりしたお店ながら、入ってしまえばそこは飲兵衛天国!美味しい日本酒と、
創作の美味なる料理との出会いをぜひ体感して欲しいところ。
あ、この日も予約で一杯だったので、電話確認必須です!