更新日:2025年06月22日
猫とくつろげる昔ながらの下町中華
チンチンでもパイパイでもない! 楽楽@森下! 高橋夜店通り(高橋のらくろーど)の中腹。 森下駅と菊川駅と清澄白河駅のちょうど中間にある。 毎週土日は、深川にあるホームセンター「コーナンホームズ」のペットショップに、仔犬や仔猫を見に行くので(暗いだろ?)、最近はこの辺りによく出没する。 今となっては全くもって信じられないが、かつて高橋は山谷と並ぶドヤ街であった。 「ヤマ(山谷)とハシ(高橋)には近づくな」と、昔を知るタクシードライバーの間では暗黙の了承事象で、当たり屋などが出たらしい。 現在はその影も微塵もなく、高層マンションが建ち、お洒落なカフェなどで人気の街となった。 ドヤ街というと、マイナスのイメージを持つかも知れないが、むしろプラスの部分も多々ある。 それは、安くて美味しい酒場や大衆食堂、町中華が必然のように存在する点だ。 楽楽もその一つの象徴と言える町中華かも知れない。 何を食べても美味しいのが町中華の魅力だが、特に揚げワンタン、五目チャーハン、餃子辺りが有名らしい。 ラーメンと半チャーハンのセットに揚げワンタン(ハーフ)を注文した。 旨い! こんなんでいいんだよ中華の真骨頂である。 一般的に、焼売は肉を食わし、ワンタンは皮を、餃子は野菜を食わすと言われるが、楽楽の揚げワンタンは肉肉しい具が沢山詰まっている。 揚げワンタンに掛けられたさっぱりとした餡が、食をさらに進ませる。 食べ終えて、ひと息ついていると看板ネコのマロンちゃんがやって来た。 座敷の日向を見つけると、そこにゴロンと寝て可愛い。 撫でたり、お腹をこちょこちょしても全く動じない。 もう一匹、コロンちゃんという看板ネコも居るらしいが、今日は姿を見せてくれなかった。 店内にペットを放つ飲食店に批判的な向きがあるらしいが、そういう人は文句を言わず来なくて良い。 最近の日本人は「許す」という事が下手クソになっている。 許せる優しさを持つ事が、粋につながる。 そこんとこ、よろしくお願い致します。
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