
浅草橋で92年続く老舗のお寿司屋さん。ちらしがオススメらしいが、三代目大将の握る鮪。これだけでも食べに来る価値がある。
先日訪問した天ぷら屋さんの大将と話が合い、お気に入りのお寿司屋さんを教えて貰いました。此処では、何時もちらしを頂くそうです。
でも、握りが好きなので、今回はあえて握りを注文です。
本日の注文:
にぎり特上3,850外
追加で4貫1,450外。。。安いです!
⒈まぐろ。。。これぞ赤身です。切り身も分厚い。。写真寝かして取ればよかった。
⒉中とろ。。。これもネタが分厚いです。
⒊烏賊。。ねっとりして旨い。
⒋鮃
⒌赤貝
⒍雲丹
⒎いくら
○蜆味噌汁
⒏鉄火巻き
⒐河童巻き
⒑穴子。。。熱々です。煮ツメもねっとりつけてくれます。
以下追加
⒒鯵
⒓小肌
⒔煮だこ。。。嬉しい煮だこです。柔らかすぎず適度な硬さを残しています。
⒕煮蛤。。。此方のねっとりした煮ツメには伝統を感じます。
○豆乳プリン
銀座のお寿司屋さんでも、これだけ赤身、中とろが旨い鮨屋には中々出会えない。
続いて出た烏賊も寝かしてありねっとりしています。
シャリは冷たくない程度の管理ですが、そのせいでしょうか、山葵が良く効きます。
小肌の締め具合は少し強めですが、私の好みでした。
穴子、煮だこ、煮蛤等の江戸前の仕事もしっかりしており、これだけ煮込んだ煮ツメの粘度の高いこと、それでも味が濃いわけではありません。
後からいらした近所に住む高齢の貴婦人は、当たり前のように「いつものお願い!」といって、ちらし(上)を注文。
「美味しそうでそうですね」というと、
「此処の鮪は昔から仕入れがしっかりしているから美味しいのよ」と言ってぺろりと平らげてしまいました。
ご婦人の話によると、此処は三代続いていて(92年目)、四代目候補は3名いるそうで、一人は手伝いをしているそうでした。此方は100年以上続きそうです。
昔は黒塗りの車を店の前に着ける客や、お相撲さんも良く来ていたそうですから、正に老舗ですね。
次回は教えてくれた天ぷら屋の主人と隣に座った老婦人のお勧め通りちらしを頂くことにします。