もう本当に全てのお料理が美味すぎて、そしてワインも美味すぎて至高の時間でした、、最後の赤ワインが特に美味、またお肉とろとろが本当に美味しかったです。サーブしてくださっていたいくちゃんがとてもふれんどりでお店全体の雰囲気が良く、幸せな時間でした!また早く訪れたいお店です
口コミ(44)
オススメ度:92%
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知る人ぞ知るワインバーです(^^) 不思議な国。 ワインリストについては、説明がいらないというか… 本当にワインに詳しい人が見るとびっくりするような子ばっかり。 むしろ良く分かってなく、まだその凄さが分かってない1人ですが… もちろん、値段で言うとキリがないのですが、 値段と関係なく、いつも素敵なワインを出して下さいます。 あと、お料理も素敵ですよね。 長年にわたり、お客様からの意見をもとに改善を重ねた結果らしいです。 質の高い材料を贅沢に使ってます。 次の日、目が覚めたら 昨夜のことを幻に思えてしまうのは 私だけでしょうか? ちょっとマニアックなところなので 好き嫌いはあると思いますが…(^^) 私は大好きです♡
【深い、深い夜。】 「一本のワインのボトルの中には、全ての書物にある以上の哲学が存在する。」 と言ったのはフランスの細菌学者、ルイ・パスツールだ。彼は酵母の働きによりアルコールが生成されるという事を発見した人である。それまでは醸造はできるけれど、何故糖分がアルコールに変性するかというのを誰も解っていなかった訳で、しかしその科学的変化を解明した彼は寧ろ、ワインとは哲学であると言葉を残したことに深い感銘を受ける。 もう一件行こう、と案内されたお店はウイークデーの深夜だというのに客がひきもきらない。ここらあたりの夜は、深い。彼が選んだワインはジュヴレ・シャンベルタン1967、ルモワスネ・ペール・エ・フィスというネゴシアンのものだ。 ちょっと文献資料を調べてみよう。 ”BIVBの紹介によるとルポルト氏はワイン界のミック・ジャガー的存在であるとか。完全主義者でロックン・ロール。彼独特のパーソナリティがブルゴーニュにもっと以前から存在していれば、ブルゴーニュワインには全く別のイメージが生まれていただろうとも綴られています。高級ワインにはユーモアが備わり、その卓越した性質にはよりリラックスした色合いが付加されていたかもしれない”と、書かれている。 そう、ルモワスネは少し特殊なネゴシアンだ。畑単位でワインを買い付け、自社のセラーに樽ごと何年も寝かせる。彼の巨大な地下カーヴの中には100万本にものぼる古酒が眠っており、熟成を待って出荷されているそうで、基本的に10~20年に一回程度澱引きもするそうだ。なるほど、エチケットやコルクが新しいのはそういった理由だ。曰く、ブルゴーニュ最大の古酒保有者なるネゴシアン。 このボトルも、沢山の人の手を渡って来た物では無い、完全な蔵出し。そういったある意味特殊なワインだ。 注がれたワインはひたすらに美しいルビー色である。1967年とは思えないほどに瑞々しく、煉瓦色には程遠いといった風情に驚く。これぞブルゴーニュの本来の力。口に含むとその驚くべき液体は完璧なバランスを保っており、酸度だとか糖度、フェノールやタンニンなどがあらゆる意味で完全にこなれていて、味として単体をなしている。全てが綺麗に溶けきり均質化され完成された、ピノ・ノワールの味わいに、背筋がゾクゾクする。 味の表現のしようがない。一言で言えば、「官能」という概念が支配する液体である。 こう言ったワインが置かれているテーブルの夜の時間は特別だ。この1本が支配する時間。この1本分で生まれる会話。ゆっくりと、深い夜の時間が静かに流れて行くのだが、その豊かさは何物にも代え難い。そう、この1本の中には、時間という概念が封じ込められており、抜栓した瞬間から解き放たれ、飲む者のそれぞれの哲学になる。 ワインに添えられたのはこの店の名物であるエッグキャビア。ワインを選んでくれた彼はモッサモッサと豪快にそれを平らげながら、ブルゴーニュってほんと失敗が多いけど、このお店のセラーは本当に信用できるからずっと昔から通っているんだ、と言った。
私がワインにはまるきっかけとなったワインバーです。店内薄暗く、ちょっと怪しげな雰囲気を醸し出していますが、ワインの在庫も豊富でグラスでも色々頂けるのがいいですね。 それまでさほどワインに興味はなかったのですが、友人に誘われて数年前に初めて来ました。 その時に体験したのが、苺とシャンパーニュのアンジジローとのマリアージュ。そして、洋梨とシャトーディケム。 完全にワインに目覚めて、以降は何度お店に来たことか(笑) オーナーの娘さんのイクちゃんのキャラクターも最高です。
こだわりのワインが美味しく飲めるお店。ワイン好きは行くべき。チーズの盛り合わせとともにいただくワインは絶品。畑とか、年代とか、地域とか、生産者とか。そーいったものに詳しい人が集う店。むしろそれをだれか一人でも知らないと敷居は高く感じる。