
ここ数年で東京の鮨シーンに颯爽と登場し、一躍話題の的となっているのが、白金高輪の隠れ家鮨 鮨 無何有(すし むかう)さん。
白金高輪駅4番出口から徒歩2分。
大人の一軒家で、素敵な佇まい。
扉をそっと開けると、和の落ち着きとクールなモダンさが同居する空間が歓迎。静けさの中に期待感がじんわり漂い、カウンター越しに職人の手仕事が間近で見えるのが何とも贅沢。柔らかな光と木の温もりが包み込み、心をすっと整えてくれます。
店名の「無何有」は“自然のまま・無作為”という意味で、素材の良さを最大限に引き出す哲学が随所に感じられます。
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◆無何有コース【16,500円】
職人技と素材の輝きが一皿ごとに炸裂する内容。
・ 「揖保乃糸パスタ」白子カルボナーラ、カラスミかけ(北海道)
まず目を奪われるのはこの創意あふれる一皿。白子のふわとろ感が麺に絡み、カラスミの香ばしいアクセントが口の中で「ジュワッ」と華やぐ極上の序章!
・羅臼産鰤の藁焼き(お造り)
藁の香りがふわっと鼻をくすぐる。そして、適度な脂と筋肉質な食感のバランスがいい鰤がキレよく舌を打つ、まさに職人の妙技!
・メークインのポタージュ(北海道十勝)
雪室で寝かせた芋の甘みが濃厚。とろりとした舌触りがなんとも贅沢で、ほっこりと心まで温まります。
・オオズワイガニと焼き椎茸と柿、胡麻味噌クリーム(北海道函館)
甘み、旨味、香りが一体となるハーモニー。蟹の旨味が深くて、噛むほど口福感が「ぐわっ」と広がります。
・世界一エビフライに適したエビのフライ(メキシコブラウン)
可愛くも堂々とした見た目から目を奪われる……。衣はサクッ、中はぷりぷり!エビの甘みが濃厚で、塩と自家製タルタルで2度楽しめるのが嬉しい。
・本鮪赤身
フジタ水産から仕入れた極上のマグロは臭みがなく、適度な脂と酸味のバランス。濃厚ながらもフワフワした食感があって爽やかな余韻。
・浅めに〆たコハダ(熊本県)
酸味と歯ごたえのバランスが絶妙。まさに鮨の芯に迫る一貫。
・豊洲鮪専門藤田さんの中トロうにドッグ
濃厚なうにの風味と中トロのとろける脂が一体となって口内を駆け抜ける。ブワッと広がる幸福感!
・白バイ貝 酢橘/朝どれ胡瓜と茄子のぬか漬け
貝のコリッとした歯ごたえと柑橘の爽やかさ、ぬか漬けの旨味が後半の良いリセットに。
・煮うなぎ
ほんのりした甘さで、ふっくらジューシー。ほぼ噛まずとも舌の上でホロホロ崩れて溶けていく...。
・朝産み玉子の玉子焼
玉子焼はふわふわで甘さ控えめ。まさに和の優しさが詰まった締め。
・濃縮アラプレッソ
24時間以上煮込んだ魚の旨味がどっしりと濃縮され、スープとしても一級品!
・有田みかんの大福(和歌山)
爽やかなみかんの甘みともちもちの大福生地が、最後にコースの余韻をほっこりと与えてくれます。
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ひとつひとつの皿に職人の個性と技が光り、鮨コースの新しい可能性を体現。素材の鮮度、技法の妙、そしてコースの流れの美しさが完璧に組み合わさって、余韻まで華やかに。何度でも足を運びたくなる味と空間です。
完全予約制なので、特別な夜や記念日にぜひ体験して頂きたい。
ごちそうさまでした✨