玉嶋屋

たましまや

予算
営業時間外
~1000円
最寄駅
JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 二本松駅 徒歩3分(230m)
ジャンル
スイーツ 和菓子
定休日
無休
0243-23-2121

今回玉羊羹を記事にしようとして、このお菓子が秘密のケンミンショーで取り上げられていたことを知りました。うちテレビないんで、こういう話題に疎いんですよね。福島の夏のひんやりスィーツとして紹介されていたとのことですが、夏の味覚、っていう印象はないなあ。年中売ってるし。 写真の通り、丸い形の羊羹です。風船に入っていて口が輪ゴム(厳密には輪ゴムではないけど、素材は輪ゴムと同じゴムの糸)で閉じてあって、同封されている楊枝を指すとつるんと風船がむけるので、そのまま楊枝で刺して食べると。 合理的なような、簡単に食べるためにかえって手間をかけてるような、不思議な食べ物ですが、もともとは第二次世界大戦中に戦地の兵隊さんに慰問品として送るため、日持ちがして柔らかさが変わらない羊羹を開発して欲しいとの依頼でできた商品と聞くと納得できます。手が汚くても、包みを開けて楊枝に刺してそのまま口に放り込める配慮。一口で食べられる大きさなのは、食べやすさに加え、配りやすさも考えられてのことでしょう。もらった兵隊さんは涙が出るほどうれしかっただろうと、容易に想像できます。 そもそも二本松の殿様が将軍の献上品として、遠方から江戸に送っても風味が変わらない羊羹を作っていて、それが「二本松羊羹」として知られていたという実績があっての、県知事と軍からの依頼だったのかなと思います。しかしながら私は羊羹がそれほど好きではないので、このような背景(は、広く宣伝されているので知っていた)特に興味を示すことなくスルーしていたのですが、先日職場でいたき、初めて食べることになりました。能書きでは、伝統的な製法で、楢の木の薪で炊き上げるとあり、甘いのかなと思っていましたが(甘い練り羊羹はとりわけ苦手)、全然そんなことは無く、むしろあっさりしたお味でした。これを冷やして食べる習慣があるとは知りませんでしたが、確かにやってみたら美味しいかも。 でも私は常温の方が好きかもしれません。あっさりした甘さなので、冷やすと味が変わってしまうような気がした。やってみていないのでわかりませんが。 二本松は古い城下町なため、献上菓子として発展した老舗の和菓子屋さんがいくつもあり、町(市か)全体で和菓子をアピールしているところがあります。二本松スィーツ巡りというパンフレットも出していて、紹介されているところのお菓子は一通り試しました。巡るのが面倒くさい人は、道の駅あだち(国道4号線沿い)や東北道の安達太良サービスエリアに行くと、主要和菓子屋さんのお菓子がずらっと並んでいるのでおススメです。 あと、玉羊羹だけならば、郡山や福島の駅ナカ土産物売り場や、県内のデパートならばだいたい手に入ります。おそらく東京のショップ(日本橋)にもあると思うので(県産品の中ではかなりメジャーな和菓子だから)、関心がある方はぜひ訪問してみてください。

Hiroko Matsubaraさんの行ったお店

玉嶋屋の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 0243-23-2121
ジャンル
  • スイーツ
  • 和菓子
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
営業時間外
クレジットカード
QRコード決済
  • PayPay

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 二本松駅 徒歩3分(230m)                        

                        

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カウンター
喫煙 不可
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個室

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お店のホームページ http://tamasimaya.com/
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Instagram https://www.instagram.com/tamasimaya/

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