アル・フォルノ

ある・ふぉるの

予算
~10000円
~1000円
最寄駅
JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 盛岡駅 徒歩14分(1.1km)
ジャンル
イタリア料理

口コミ(4)

    盛岡でBirreria(イタリアンスタイルのビアパブ)として営業していた『al forno(アル・フォルノ)』が、『Ristorante Shikazawa(リストランテ・シカザワ)』として本日リニューアルオープン。 初日の開店時刻に予約を入れてやって来た。 外観は元の白壁に黒みを帯びた木製の装飾が加わりシックになっている。中は特に変わらず。 改装中の休みにミラノとヴェネチアで現地の今の味を研究してきた鹿澤康幸シェフ(遊びに行った訳ではないはず…)の料理が楽しみ。 メニューは以前と変わらず、基本はコース一種類。 アラカルトも、コースにある料理が大半。 メニューの表示も相変わらず、イメージを表すイタリア語単語と主な食材が書いてあるのみ。 《Menù del giorno》本日のコース ◆Antipasti ・Affinità 宮城 鯖、マスカルポーネ 鯖の皮をしっかりと炙り、中は生の感触を残してある。 上には、生姜をモルトビネガーと蜂蜜で和えたもの。 脇にマスカルポーネ。 ・Impasticciare 普代 ドンコ、肝 普代産のドンコと肝に、ウズラの卵、トンブリのクリームがのり、混ぜていただく。 キュウリを巻いて器に見立てたのが可愛らしい。 ・Biscottare 山形村プレミアム短角牛 トリッパ 短角牛のトリッパ。煮込むのではなくフライパンでカリッカリに焼き上げている。 下には紅芯大根、ウォーターメロンラディッシュなど盛岡で育てられた野菜類に、シェフの実家の柿が敷かれていて、どれも噛んだ時のシャキッとした感触が力強い。 ・Primizia 普代 ヤリイカ 初物のヤリイカ。中はカポナータ、上には無農薬のほうれん草をのせてある。 手前はトマトを煮詰めたソース。トマト自体の酸味と甘みが凝縮されていた。 ◆Primi piatti ・Il piatto e semplice da preparare 宮城 牡蠣 自家製の生パスタの上に大ぶりの牡蠣。パスタのソースに負けないしっかりした味わい。 ◆Secondi piatti ・Scervellarsi 普代 鮭、昆布 鮭は低温調理をすることで、しっかり奥まで火を通しながらも、しっとりとした感触を残っている。 すき昆布が濃厚な海苔のようでおもしろい。 アンチョビソースにはマルケ州のヴェルディッキオの白ワインが使われている。 白インゲンも控えめに自己主張していた。 ・Vita イギリス産 山鳩 山鳩を高温で揚げるように調理。中は赤く肉自体を味わえる絶妙な火入れ。 人参の持つ甘みが凄い。 ・Persistenza 鴨 胸肉 コースにはなくアラカルトで追加してもらった。 これは2人分からの注文となるが、どう見てもそれ以上。 これまた見事な火入れで、たっぷりと堪能した。 ◆Dolce ・焼き芋 話が盛り上がり気がついたら仙台行きの終電が近くなり食べ逃した。(T_T)

    先日、『Ristorante Shikazawa』の本年営業初日に合わせて行ってきた。 いわゆる有名店以外では一押し。遠くからわざわざ食べに行く価値がある。 Menù del giorno メインは魚か肉、あるいは両方を選べる。いつもなら迷わず両方と言いたいところだが、今日は魚はないとのこと。 ◆Antipasti ・Capodanno あさ開 甘酒 鯛昆布締め・・・盛岡の酒蔵「あさ開」の甘酒を使ったスープ。鯛のブロードとの見事なコンビネーション。見た目も美しい。 ・Esotico 真鱈白子・・・身がつまって重量感のある白子。林檎のコンポートや山椒を合わせたおもしろい発想で、舌にも楽しい。 ・Stagione 旬野菜・・・しっかりと裏ごしされた滑らかな舌触り。上に乗っている野菜は馴染みの無いもの(聞いたけど忘れ)で更にキャビアが乗っており、うまくまとまっていた。 ・Fritto 宮城 牡蠣・・・表面だけ薄くパリッと揚がっていて、中はジューシー。 ◆Primi piatti ・Il piatto è semplice da カラスミ アレッタ 黒ラッパ茸・・・アレッタはブロッコリーとケールを掛け合わせて作られた野菜。見た目と違って苦味はなく、全粒粉のパスタとよく合っている。 ・Tradizionale サフラン・・・昨年シェフがミラノで食べてきた味を再現したという。シンプルに見えて甲殻類の濃厚なスープがお米にしっかり染みこんで深い味わい。 ◆Secondi piatti ・Persistenza 鴨胸肉・・・メニューでは鴨となっているが、たまたま入荷のあった特別ジビエメニューをいただいた。食の神様が憑いているかのようなタイミングの良さ。 きちんと処理されていて、違って回ったような臭みはあまり感じられず、厚みのあるずっしりとした塊は適度な歯応え。 ◆Dessert ・Torta チョコレート

    「自分史上最高の鯖」が届いたとのシェフのFacebookの書き込みを見て盛岡へ。 今回、2回目の訪問だが、シェフに会ったのは4回目。 Menù del giorno 本日のコース 〜Antipasti〜 ・Lusso 金華鯖・・・金華鯖は何度も食べてきるが、これは期待を上回る質の良さ。シェフが「自分史上最高」と言ったのにも納得。大きさ、色合い、歯応え、どれをとっても文句のつけようが無い。 ・Affinità 奥中山“金のモッツァレッラ”・・・モッツァレラチーズが形を保てるギリギリのレベルで柔らかくトロッとしている。こんなの食べたことがない。 ・Insalata 宮城 牡蠣・・・季節感あふれるフルーツや野菜がいろいろ載っていて、大ぶりの牡蠣が見えない。(笑) 特に気に入ったのがレーズン。みずみずしくて大きく、レーズンの概念が変わってしまった。 ・Locale ロンバルディア 山形村プレミアム短角 アキレス・・・短角牛のアキレス腱を使ったnervettiと呼ばれる煮こごりと白インゲンを和えてある。変わった組み合わせに思えるが、結構合う。 ・Ristretto 宮古 真鱈 白子・・・生食用の白子を炙っている。旨さがぎゅっと詰まった濃厚な味わい。 〜Primi piatti〜 ・Il piatto e semplice da preparare 生青のり・・・オーガニックの全粒粉を使ったパスタ。田舎蕎麦のような食感。青のりは静岡県産。 ・Classico 牛ラグー、タヤリン・・・ピエモンテ州の料理。タヤリンは自家製の生パスタ。細く繊細に見えるが、濃厚なラグーに負けていない。 〜Secondi piatti〜 ・Frutti di mare 普代 鮭・・・皮を剥いでパリッと焼き上げている。鮭の皮がこんなに美味しいと思ったことがない。歯応え、旨みとも最高。 ・Persistenza 鴨 胸肉・・・肉汁を一滴も外に出さないよう封じ込めて焼いたという。身が絞まっていて、鴨らしい弾力。 〜Dolce〜 ・Gelato 山ブドウ・・・しっとりとしたチョコレートケーキに、山ブドウの味そのままのジェラート。 これだけ手のかかった充実したコースで6,500円とは、あり得ない安さ。 まだあまり知られていないので、予約なしで入れることも多いようだが、近い将来、岩手を代表する人気店になるであろう素敵なお店だった。

アル・フォルノの店舗情報

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ジャンル
  • イタリア料理
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~10000円
クレジットカード

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 盛岡駅 徒歩14分(1.1km)
JR山田線 / 上盛岡駅 徒歩14分(1.1km)
JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 仙北町駅 徒歩20分(1.6km)                        

                        

座席 修正依頼

席数

30席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ http://al-forno-morioka.blogspot.jp/
利用シーン ワインが飲める、クリスマスディナー、ディナー、デート、禁煙

更新情報

最初の口コミ
masashitoi
最新の口コミ
古谷 千秋
最終更新

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