静かな住宅街に佇む、カウンター8席の隠れ家
阪神石屋川駅から東南へ。 静かな住宅街に溶け込むように佇む天ぷら屋さん。 大通りの喧騒から離れた落ち着いた場所にあり、知る人ぞ知る隠れ家のような雰囲気です。 店内はカウンター8席のみ。 目の前で店主さんが旬の食材を一品ずつ丁寧に揚げてくださる、ライブ感のある空間です。 食材へのこだわりも強く、それぞれの素材が持つ味わいを生かすことを大切にされているのが伝わります。揚げる手元を眺めながら、料理が仕上がるのを待つ時間も楽しみのひとつ。 メニューはコースのみ。 ⚪︎「天」コース 8,800(9,680)円 ⚪︎「季節の釜飯と天麩羅」11,700(13,000)円 ⚪︎冬季限定11月20日~3月28日 兵庫県浜坂港の松葉蟹や瀬古蟹を使用するコース 30,000(33,000)円 ⚪︎《ランチ限定》特別天麩羅コース 4,200(4,620)円※2名様より・要事前予約 ⚪︎厳選日本酒と天ぷらのペアリングコース 15,000(16,500)円 今回いただいたのは、人気No.1の「天」コース。 [「天」コース 8,800(9,680)円] ⚪︎先付 兵庫県三田市さんだくり南京の擦り流し。 低温でじっくり焼いたかぼちゃを鰹出汁と牛乳で仕上げ、調味料は使わず素材本来の甘みを生かしたやさしい味わい。中には丹波の黒豆、小角かぼちゃの素揚げ、淡路の名残鱧が入り、一皿でさまざまな味と食感を楽しめます。 ⚪︎お造り 秋刀魚。 生姜、玉ねぎ、大葉、刻みネギなど薬味がたっぷり添えられ、脂ののった秋刀魚をさっぱりといただけます。 ⚪︎天ぷら 藻塩やすだちとともに、素材ごとに食べ方を変えて楽しませてくれます。早生みかんのお口直しも。 ・車海老 美しい仕上がりで、頭はカリッと香ばしく、海老の旨みと食感を存分に楽しめます。 ・淡路のブロッコリー 茎は塩、花蕾は天つゆで。食べ方を変えることで、それぞれの持ち味が引き立ちます。 ・ケンサキイカ やわらかな身に軽やかな衣が重なり、素材の甘みを感じます。 ・舞茸 噛むほどに香りが広がる濃厚な味わい。10月には新潟の舞茸を使った限定イベントも開催されるそうで、こちらはすでに土日祝が満席になるほど人気なのだとか。 ・秋刀魚 松茸を秋刀魚で巻いたものが2つ。ひとつには目の前でいくらを添えてくれます。秋刀魚の脂、松茸の香り、いくらの塩味が重なり、秋の味覚を贅沢に楽しめる一品。 ・長芋 スティック状の長芋に、クリームチーズを和出汁で伸ばしたものを添えて。シャキッとした長芋とまろやかなコクが好相性。 ・三重県桑名市のはまぐり 口に入れた瞬間、はまぐりの旨みがじゅわっと広がり、素材そのものの美味しさを堪能できます。 ・熊本肥後むらさき 厚みのある果肉は蒸し焼きのようなとろける食感で、野菜とは思えないほど濃厚。 ・大阪湾 泉州の穴子 今回いただいた中でも特に印象に残った一品。サクッと軽やかな衣の中から、驚くほどぷるっぷるの穴子。ふわっとした身との食感のコントラストがたまりません。 ⚪︎ホタテと黒豆のかき揚げ 天丼or天茶 締めはホタテと黒豆のかき揚げ。 天丼はサクッと香ばしく、天茶は出汁をかけてさらりと。 同じかき揚げでも食べ方によって違った美味しさを楽しめます。 ⚪︎汁物 天丼に付く汁物にはあおさと海老の頭が入り、海老の風味もしっかり。 ⚪︎漬物 大根、刻みしば漬け、青菜。彩りもきれいで、食事を心地よく締めてくれます。添えられたわさびは天茶に少し溶かすと、爽やかな風味が加わります。 ⚪︎デザート MEGUプリン。 丹波栗の天ぷらが添えられ、とろーりなめらかなプリンは濃厚ながら甘さ控えめ。丹波栗の香ばしさも加わり、天ぷらをたっぷりいただいた後でも美味しく楽しめました。 ドリンクは ⚪︎瓶ビール中瓶 780円 サッポロ黒ラベル。天ぷらとの相性も抜群の王道の一杯。 ⚪︎でこっとぽん 680円 炭酸割り。愛媛県産デコポンと高知県産ポンカンを使い、柑橘の爽やかな香りと自然な甘酸っぱさが広がります。 旬の食材を一品ずつ丁寧に揚げ、素材ごとに塩、天つゆ、すだちなど食べ方にも変化をつけて楽しませてくれる「天ぷら 恵」さん。 カウンター8席だからこそ、店主さんの仕事を間近で感じられるのも魅力です。 11月には「ミーツ」にも紹介されるそうで、これからさらに注目されそうな一軒。 季節が変わるたびに訪れて、その時期ならではの食材を味わいたくなる天ぷら屋さんです。
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