京都フレンチの老舗「おがわ」が少し移転したのが去年(2019年)の3月。木屋町御池を少し上がった場所から、移転先は河原町二条の北西の角のビルの2階。エレベータを降りて扉を開けるとちょっとした休憩スペース。この時期はコートを脱いだりするのでこういうスペースが有ると嬉しい。 そのまま左手側に真っ直ぐなカウンターが6〜7席ほど。右手奥にはテーブル席があるようだが、今回はカウンター席だったので残念ながら見ていない。ただ、交差点の角地に加えて、道路側はガラス張りなので見晴らしが良さそうだ。全体的に前の店舗よりも開放感があるように感じた。 まずはシャンパンで乾杯。クロード・バロン。爽やかな酸味が特徴。流れで最初のアミューズは「里芋のコロッケ」。ハンディタイプで一口で食べる。サクッとした歯ごたえに、里芋の粘り気が続き、チーズで締める。ちょっと熱いので注意が必要だが、最初の一口目には最適。 続いて、「フレンチ風のぶり大根」。上に乗っているのは ラッキョウのソースだ。きっちり洋風に仕上げているが、らっきょうのちょっとした辛味がいいアクセント。次の前菜は、小さいグラタン皿に乗った「白子とリゾーリのグラタン」。リゾーリとは小さなショートパスタ。白子も美味いけど、リゾーリも美味い。ポーションとしては小さいけど、旨味は十分だ。 ここからいくつか魚料理が続く。まずは「ヒラメのカルパッチョ」。さっぱりと仕上げたヒラメだけど、上に乗ったからすみがいい味を出している。この組み合わせは素晴らしいね。そしてお待たせしました「鮑と肝のリゾット」。これは寿司屋さんで出てきそうな一品。濃厚だけど奥行きがあって、あと2杯ぐらいは食べたい。最後の魚料理は「蟹身とイクラ、春菊」、というメニューかはわからないが、この3つをジュレで包んだ一品。これがイタリアのファランギーナによく合う。 肉料理の前に出てきた細長いスープカップ。この中に「フォアグラのフラン」が。軽くジュレ状に仕上がったスープに丁寧に火入れされたフォアグラ。小さいながらも旨味は凝縮していて最高の一品。そして、お待ちかねの肉料理は定番の「和牛のヒレステーキ」。付け合せはポテトとわさびとガーリック。切り口を見せられないのが残念だが、こちらの火入れも丁寧で美味しい。 そして、おがわといえば忘れてはいけないのがカレー。小さいがピリリと辛いカレーが最後に出てくる。そしてデザートはプレートに乗って自由に選べる形式。頂いたのは定番のモンブランとプリン。どっちも基本がしっかりしていて美味しい。 最後にエスプレッソを頂いてごちそうさま。おがわは相変わらずレベルの高いフレンチでした。基本はしっかりしているし、飽きさせないようなストーリー作り。京都に行ったら食べてみてほしいフレンチです。 #京都フレンチ #老舗 #お箸で食べるフレンチ
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カウンター席あり
禁煙
クレカ決済可
ランチ営業あり














