「大阪出汁カレーの最高峰」として「東京カレーカルチャー」はじめ全国のイベントで人気の『スパイスカレー旬香唐』(しゅんかとう)。 実はその本体は和食居酒屋『春夏冬』(しゅんかとう)。 店主の岸川さんが自身の店をセルフ間借りし、『旬香唐』の名でスパイスカレーを提供しはじめたところ話題になったというわけなんです。 ところが本店だった西中島『和dining春夏冬』は2024年12月25日をもって22年の歴史に幕をおろし、2号店だった總持寺『熟成魚と酒.jp 春夏冬』へと店舗を統合。 現在はおまかせコースのみの提供で、土曜ランチのみ『スパイスカレー旬香唐』としてワンプレートカレーの営業を行なっています。 今回は事前予約にて『熟成魚と酒.jp 春夏冬』夜営業への訪問。 お店の中から楽しそうな笑い声が聞こえます。 厨房を囲むL字カウンター8席はもちろん満員。 さぁ、宴のはじまりです。 前菜盛り合わせにはじまり、締めのカレー、デザートに至るまで全9品。 一品一品に食材へのこだわり、和食の技、スパイスやハーブ、発酵など自在なアレンジが施され、「とりあえず」な品は一つも無し。 締めに用意してくださった渡り蟹のカレーとキーマは、まさに「大阪出汁カレーの最高峰」。 塩味、辛味を極力抑え、食材の旨みをグイグイと引き出すシャバシャバカレーは、しかしカルダモンの香りもフワリ。 和食コースからの流れも違和感なくズバリ。 これは岸川さんにしか作り出せない世界です。 そしてこの圧巻なコース内容にしてお値段たった3500円。気兼ねなくお酒とのペアリングを楽しむことができます。(コース予約はお酒が呑める方限定) まずは箕面ビール。 そして日本酒、さらにワイン。 そうそう、全国的に人気のカルダモン焼酎「TAKE7」も忘れずに。 ラベルに『春夏冬』と記されているとおり、実はこの店から生まれたお酒なんです。本家で飲むカルダモン焼酎は、ひと味もふた味も違いますよ。 この日は単独訪問でしたが、カウンター席を埋めたお客さんたちと、店主岸川さんが作り出す「場」の一体感が素晴らしく、珠玉のひとときとなりました。
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