里山に佇む「さんたて」の極細十割の超一級品の天麩羅せいろ蕎麦をいただく蕎麦屋・川崎 ちょっと前になりますが、自宅から相模原市城山にあるかたくりの里にサイクリングして春爛漫のを満喫した後、注文が入ってから蕎麦を石臼で挽く6組限定というお店に電話して30分後に伺うと電話して、せいろ蕎麦800円とせいろが二枚の天麩羅せいろ蕎麦1500円のどちらかでしたが、もちろんせいろが一枚でも蕎麦湯が美味しい天麩羅せいろ蕎麦を2人前お願いしました。この時点から石臼で蕎麦を挽き始めるようです。これで一立てです。流石に蕎麦は手間暇かければ美味しいので期待が高まります。でもこの時点ではまだ予想が甘かったです。後でご主人から伺った話によるとここの蕎麦の品質が高いのは三立てだからとのこと。 脇道を十割蕎麦ののぼりに従って外れて細い路地を行くとすぐに同じのぼりが立っている一軒家に到着しました。一軒家を改装した蕎麦屋で玄関から入って客間にお邪魔します。常連の先客1組2名がいました。ご主人はここで来客とオーダーを確認して、蕎麦を延ばしてから麺打ちを始めます。通常は十六折した蕎麦を打つようですが、こちらは八折した薄い蕎麦を打つとのことです。これが極細蕎麦の一つのポイントかもしれません。ここまでで二立てです。 そしてこの間に天麩羅籠とピンクの岩塩が盛られた小皿と蕎麦ちょこがお盆にのって提供されました。ほどなく蕎麦のみみの素揚げが二枚提供されました。十分にお腹が空いているので早速いただきます。箸で挟んで口元に持ってくるとほんのりと蕎麦の香りが漂ってきます。岩塩をつけていただくとパリパリと食感良く、蕎麦の香りも一段と増します。 さらに続いて茄子とピーマンとサツマイモと椎茸の天麩羅が籠の上に盛られます。ピーマンは塩でいただき、それ以外は蕎麦のつけ汁でいただきます。椎茸は自家製の原木栽培とのこと。随所にこだわりが散りばめられてますね。 後からかき揚げが提供され、いよいよ冷水でしめられた瑞々しい蕎麦がのったせいろが一枚提供されました。極細でほんのり緑がかってます。いやあ美味しそうです。いよいよ実食です。まずは何もつけずに1本いただき素朴な香りと食感を味わいます。びっくりしました。これほど極細な上に十割蕎麦なのにしっかりとコシがあります。軽く塩をつけると甘味を感じてさらによいです。素晴らしいです。奥久慈の慈久庵に比べて香りが拮抗しているだけでなく、蕎麦打ちの技は川崎の方が上です。 さて本格的に蕎麦ちょこに薬味を入れて蕎麦をいただきます。辛口のそばつゆで、やはりすっきりと美味しいです。いゃあ蕎麦のレベルの高い八王子どころか慈久庵に匹敵する最高の蕎麦です。 北茨城の慈久庵、川崎、永平寺近くのけんぞう蕎麦、の順でベスト3が入れ替わりました。こんなに自宅から近くに素晴らしい蕎麦屋ができて嬉しいです。 最後にサービスとうるいの味噌和えをいただきました。その後、先客2人を交えて蕎麦談義、イノシシ猟談義、ヤマメとアマゴ談義をして一時間ばかり美味しいです蕎麦の余韻を味わいました。 これで日本酒が充実して蕎麦関連のレギュラーメニューが増えたら完璧ですね。 #多摩地域トップ #至極の十割蕎麦 #極細
禁煙
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ランチ営業あり














