【鹿児島うんまか食べ歩記(21)】 錦江湾に入水し蘇生した西郷隆盛と月照にまつわるお店! 桜島と錦江湾を臨む磯街道にある「しんこ団子」が自慢の小さな団子屋さん。 《西郷隆盛が蘇生した家》 安政5(1858)年11月16日未明に幕府から追われる身となった西郷隆盛が、僧の月照とともに錦江湾に入水し、打ち上げられた浜で発見し助け出され息を吹き返したとされる「西郷隆盛蘇生の家」。建物は当時のままのたたずまいを残し、現在は史跡となり鹿児島市の管理になっています。その西郷を蘇生しかくまったのが坂下長右衛門という『南洲茶屋』の現店主のひいじいさんにあたられます。 僧の月照は亡くなったあと、大久保利通などによって手厚く南林寺に葬られ、月照の墓は現在、南洲寺の境内にあります。一方、藩庁は西郷が蘇生したにもかかわらず、その死を幕府に届け、菊池源吾と改名させ奄美の龍郷町で3年ばかり滞在させました。一人生き残ったことを知った西郷は、自らを「土中の死骨」と呼び、生涯を恥じ、二度までも命拾いしたことで、常に死と直面しながら信義を貫く生きざまを示し西南戦争でこの世を去りました。 《「しんこ団子」と坂本龍馬も食べた「両棒餅(ぢゃんぼもち)」が食べられるお店》 国道10号「仙巌園交差点」より車で約2分、桜島が面前に迫る海沿いの磯街道にある小さな団子屋さん『南洲茶屋』は、西郷隆盛を蘇生しかくまったとされる坂下長右衛門の孫にあたる70代の女性が一人で切り盛りされています。 お店の前は車が数台駐車でき、鹿児島県人垂涎の「しんこ団子」や坂本龍馬が新婚旅行で霧島に立ち寄った際に食べた「両棒餅(ぢゃんぼもち)」が名物で、店主さんが注文を受けてから丁寧に焼きながら、西郷隆盛とひいじいさんとの伝説を語っていただけます。さらに、カウンターには西郷隆盛が蘇生の家で使用したと思われる食器が展示され見せていただけます。 《オススメニュー》 ・しんこ団子(5本入りパック):600円 ・のり巻き団子(2本):280円 しんこ団子は、米粉(上新粉)の団子を茹でて素焼きし、醤油をつけて炙る鹿児島が誇る名物団子です。カウンター横で店主さんが団子を焼く際の醤油が焦げるにおいが漂ってくると、とにかく早く食べたいという気がはやります。 米粉のもっちりした弾力と香ばしい砂糖醤油は王道のしんこ団子。のり巻き団子は、さらに磯の香りが加わってプチ高級なしんこ団子という味わいで桜島を面前にして1本ずつ口に頬張り贅沢な故郷の名物おやつを堪能しました。 《追記》 すぐ近所に「西郷隆盛蘇生の家」があって、お店の前に車を駐車し、団子や夏はかき氷などを食べながら史跡を訪ねられるので、歴史ファンの間ではかなり有名なお店として知られ、これまでも地元のテレビ局や全国ネットでの番組でも紹介されたそうです。 西郷隆盛、坂本龍馬など幕末の志士のファンにとっては聖地とされるスポット。鹿児島で観光される方で関心のある方にぜひオススメしたいお店です。 #鹿児島うんまか食べ歩記 #西郷隆盛と月照にまつわるお店 #西郷隆盛が蘇生した家 #しんこ団子 #両棒餅 #坂本龍馬 #幕末の志士のファンにとっては聖地 #歴史ファンの聖地 #鹿児島の団子屋さん #吉野町 #錦江湾 #桜島
歴史薫る桜島を望む、伝統団子と志士の物語が楽しめる団子屋
桜島と錦江湾を望む海沿いに佇む、小さな団子のお店。ここは幕末の偉人たちの逸話が残る場所で、店内にはかつて西郷隆盛が蘇生した家の面影や、使用されたと伝わる食器も展示されています。上新粉を使ったもっちり食感のしんこ団子や、坂本龍馬も味わったとされる両棒餅など、伝統の味わいが楽しめます。丁寧に焼き上げられる団子の香ばしさや、女将さんによる歴史語りが魅力。店前には駐車スペースもあり、史跡観光の合間に立ち寄るのにも最適です。歴史好きや鹿児島の郷土菓子を味わいたい方におすすめの、趣たっぷりのおやつ処です。


