【名物に美味いもの有り!高松のお土産として見直そう 瓦せんべい】
高松空港にて、検査ゲートを通る前のひと時。
高松三越のショップで、お土産を見て回りました。
最近は、どのお土産売り場を見ても、色々な新作・創作菓子が登場し、昔の土産売り場よりも華やかに多彩に、なっています。
昔からの定番の土産コーナーは、なんと無く地味。茶色がかっていて、人の目も惹かない感じに思えて来ます。
そんなコーナーで、何気なく試食のタッパのフタを開けました。中も、茶色の小片が。高松に古くから有る瓦せんべいです。
つまんでカジッ!ふわぁ〜と、香ばしい麦の香りと、上品な感じ甘さが広がります。
「何!これ?」
正直、そう思いました。
高松に仕事で関わり何十年にもなりましたが、瓦せんべいを食べた事がありませんでした。総本舗の横も何度となく通りました。訪問先で出さ、お茶菓子に出された事もない。「瓦せんべい」の名から、固い小麦焼き菓子。子供の時に散々食べた、「にわかせんぺい」のガッチガッチの菓子かと、勝手に想像して手を出しませんでした。
恥ずかしながら今回、試食で初めて食べ、その香ばしさ、口に入れた溶け具合に今の菓子にはない、新鮮さを感じた次第です。
職場へのお土産に、何にしようかと悩んでいましたが、小瓦せんべい 16枚、1,080円。数も値段も丁度良い。見た目、地味ですが、これに決めました。
翌日、職場に持って行き、皆さんに食べてもらいました。
薄い、小さく茶色の焼き菓子。まあ、そんなに反応は、無いですね。お定まりの、お礼の言葉でおしまい。
しかし、隣の同世代の男性。仕事がひと段落ついて、一口、ポリっと齧りました。
「美味しいね」
やった〜!そう、この言葉を待っていたのです。
さりげない美味しさを感じてもらえて、瓦せんべいを土産にした甲斐が有りました。
夕方帰って来たメンバーも、腹減ったと机の上の瓦せんべいを見て、食べ始めました。「これ、欠けてんじゃない?」瓦の形だと説明。
「良かった〜」と、一口。「美味いじゃん」「◯◯の瓦せんべいより、ずっと美味いじゃん」と、感想。
いつもは、小うるさい奴だけど、この時は素直な可愛い奴に見えてきました。
近年、和三盆が評価されて使用されています。
和三盆は四国、讃岐大川郡を中心に栽培された砂糖黍から作られる白下糖を繰り返して研いで作ります。
その白下糖を瓦せんべいは使っています。
津田で五代続く和三盆製造業の山田さんが作った白下糖を、長く瓦せんべいは使っています。瓦せんべいの、茶色い色は、白下糖の色合い。堅くても、口に入れるとさっと溶け、香りを放つ。そして、豊富なミネラルを含んでいます。
戦後、輸入砂糖の影響で、讃岐の砂糖黍農家が激減した中、くつわ堂の瓦せんべいは、津田の白下糖を使い続けました。今、和三盆が有るのも瓦せんべいのおかげと言っても過言ではない。
今回、空港で試食し、お土産に買い求めた事で、古くから地元に根付いた菓子の偉大さを、改めて知らされた思いです。
2017年3月13日 月曜日
くつわ堂 http://www.kutsuwado.co.jp/
白下糖:四国新聞 http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/syoku/9/
瀬戸内旬彩館 now くつわ堂 飯島さん用のお土産、ゲットしました!
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