静岡市安倍川駅南口から徒歩20分程の住宅街にある居酒屋『くしまる』 暖簾をくぐると日曜日の夜だというのに超満員の店内に威勢の良い挨拶が飛んでくる。 お一人様だから大丈夫だとは思ったが、念の為に予約を入れておいて正解でした。 先ずは隣町にあるサッポロビール工場の生ビールで渇いた喉を潤します。 注文の品を待ってる間にも次々とお客さんが来ては満席で帰られる。車のナンバーを見ると以外にも他地域や県外ナンバーが目立ちます。 連休でもないのに何故??? 1品目に頼んだ刺身は鰹、鯵、平目、生タコの4品盛り合わせ。生タコ以外は地元の朝どりとの事でした。特に平目は仄かな甘さとシコシコ感があり、上品さと新鮮さが感じられます。 天ぷらの盛り合わせは人気のトウモロコシ、インゲン、海老と空豆の挟み揚げの3種5品。 串物は豚バラの生姜串の甘ダレ付と国産牛串焼ステーキ。 どちらも柔らかくて美味。 どれも逸品ですが、特に逸品だと感じたのは『くしまる煮込み』。牛スジやモツを柔らかくじっくり煮込んでいて、口の中に入れるとトロ〜っと溶けていきます。 しかも、付け合わせのガーリックトーストはなんと自家製!フレンチレストランても自家製パンを出す所は少ないと聞きますが、居酒屋で出すのは聞いた事がありません。 通常居酒屋料理は酒が進んで味覚が鈍くなった舌を満足させる為と喉が渇いて水分を摂りたくなるように濃い味にしますが、ここの料理は素材の味を活かすように濃い味にはなっていないようです。また、化学調味料を多く使っていると舌にピリピリきたり、味に角があったりしますが、ここの料理はそのような事がありませんでした。 料理には他に洋食メニューもあり、パスタやピザ、デザートも揃っています。 スーシェフの女性は静岡市内の有名なフレンチレストラン『アンテラス』やイタリアンレストランの『リストランテ黒谷』で長年修行を積んだと言う事で、洋食メニューもホンマもんです。 色々食べましたが、〆はアールグレイのシフォンケーキ、粉を使わないガトーショコラとクリームチーズのムース、イチゴジャム添えの3品盛合せ。シフォンケーキは粉が少ないのか、口に入れるとスーっと溶けます。ガトーショコラはどちらかというとテリーヌショコラっぽくて、やはりこちらも口に入れるとスーっと溶けてなくなります。チーズのムースはムースと言うよりはクレムーと言った感じで、どれも上品さが感じられます。 全体的には居酒屋料理を超越して小料理屋とヨーロッパのレストランの融合した摩訶不思議な居酒屋です。 オススメ度◎ですよ。
下川原にある安倍川駅からタクシーで行ける距離の居酒屋


















