ヨックモックのシガールの歯応えを想定していたら違った。まさしく八ッ橋である。但し、コンベンショナルな八つ橋と比較すると、その半分くらいの薄手に作って巻いてあるので歯応えが軽い。そして大人の喜ぶ苦味が口に残る。まさしくコンテンポラリーな味である。甘みは感じないのである。なお、名称の「カネール」はフランス語で肉桂、つまりシナモンのことである。 つぶ餡入りのおたべが世に出たのは1966年であり、それから半世紀以上も経つと「焼き菓子」の八つ橋は棚の隅に追いやられ、「生菓子」の八つ橋がメインの京都土産となった。同じく堅焼き煎餅はポタポタ焼きやハッピーターンのようなサクサクの麩菓子のような菓子しか入手できなくなった。 世の中は、「やわらかい」を良しとしているのである。この菓子が流行るかそうでないかは判らぬが、企画者の苦労を偲びながら噛みすすむと、余計に苦味を感じるのである。 なお、生八つ橋の餡は、抹茶、チョコに加え、イチゴ、桜餅など季節限定の餡を使った派生商品が出てきた。また、生地にメレンゲを加えた「ふわふわおたべ」も出てきた。しかもこの「ふわふわ」には餡バターの餡が使われているのである。
写真と本文をすべて表示風味豊かな詰め合わせ生八ツ橋が楽しめる和菓子屋さん
禁煙
PayPay決済可
ランチ営業あり


