甲武信ヶ岳の余韻を抱えたまま辿り着いた、じゃがいも料理の名店「ふきのとう」 甲武信ヶ岳の登山を終え、心地よい疲労感と達成感を抱えながら下山。 「今日はちゃんとしたものを食べたい」 そんな気分で向かったのが、ジャガイモ料理の店 ふきのとうでした。 山あいの道を進み、少し不安になりかけた頃に現れる一軒家風のお店。 自然に溶け込む佇まいで、初めてでも不思議と安心感があります。 登山帰りやドライブ途中に立ち寄る人が多いのも納得のロケーションです。 扉を開けると、木の温もりに包まれた落ち着いた空間。 派手さはなく、山小屋を思わせるような素朴であたたかい雰囲気が広がります。 登山後の体には、この空気感だけでもうご馳走でした。 まず運ばれてきたのは ジャガイモとベーコンのとろとろオムレツ(チーズ入り) 1,100円。 スプーンを入れた瞬間、とろりと溢れ出す卵とチーズ。 中にはホクホクのじゃがいもと、旨みたっぷりのベーコン。 優しい味わいなのにコクがあり、疲れた体にすっと染み込んでいきます。 続いて コテージパイ 1,200円。 マッシュポテトのなめらかさと、下に敷かれたミートの旨みが重なり、 一口ごとに「じゃがいもって、こんなに満足感あったっけ?」と思わされる一皿。 素朴ながら完成度が高く、しっかりお腹も心も満たされます。 店のおすすめという ふきのとう入りソーセージ(2本・800円)も印象的。 噛んだ瞬間に肉汁があふれ、そこにふわっと香るふきのとうのほろ苦さ。 山の恵みをそのまま味わっているようで、この場所だからこそ出会える味でした。 そして忘れられないのが 自家製パン(ジャガイモパン) 200円。 ほんのり甘く、もっちりとした食感。 料理と一緒に食べても、単体でも美味しく、 「これ、家にも持って帰りたい」と思わせる優秀さです。 どの料理からも感じたのは、 じゃがいもへの深い愛情と、丁寧な手仕事。 登山帰りで空腹だったことを差し引いても、 「またこのために来たい」と思える説得力がありました。 甲武信ヶ岳登山の締めくくりに、これ以上ない一軒。 体を動かしたあとだからこそ、より一層美味しく感じる、 心まで温まるじゃがいも料理でした。 「ふきのとう」は、登山の思い出をやさしく包み込んでくれる名店です。
写真と本文をすべて表示北杜市にある清里駅付近の定食のお店











