そば処 喜のした@江東区千田! 正直、最寄の住吉駅からも15分近くは歩くと思う。 商売をするには好立地とは言えない住宅街の真ん中にある。 しかし、趣きのある佇まいで店内はしっかり混んでいた。 ドラマや映画のロケ地で使われたらしく、有名人のサインがいくつも飾られている。 山本舞香、近藤正臣、ビートたけし… 新旧様々なジャンルの著名人が訪れたようだ。 お店の中央にある12人掛けくらいの大きなテーブルに通された。 せいろそば@935円に、ミニ天丼@880円を注文した。 先にミニ天丼が到着。 ミニと言いつつ大きめの茶碗にご飯はしっかりめによそってあり、立派な海老天とカボチャ天が乗る。 程なくして、せいろそばも卓上に並んだ。 コシ、香りあり、白く非常に端正な蕎麦である。 隣の四十代の娘と、その父上と思われる八十歳くらいの父娘の会話が聞こえてきた。 どうやら最近奥様に先立たれ、独り身となった父を心配して久しぶりに実家へ娘が立ち寄り、ちょうど昼時になったので、馴染みの蕎麦屋へ親子で来たというようなのである。 お母さんはここの蕎麦が好きだった あんなに早く逝ってしまうとは思わなかった もう一度、お母さんにここの蕎麦を食べさせたかった そんなような事を娘さんがお父上に話しかけている。 年老いた父は頷きもせず、黙って聞いているだけ。 なんだか、こちらまで悲しくなって泣きそうになった。 そして、何故か娘は小声でこう話を続けた。 お父さん、せいろそばの大盛りじゃなくて隣の方(ボクの事)みたいに、ミニ天丼を付ければ良かったんじゃない? するとさっきまで沈黙していた父上が、口火を切った。 要らん!食べ過ぎだ!肥えたら困る! 完全にボクを見て言っている。 とろっとろの蕎麦湯が素晴らしく美味しかったが、居心地が悪くなって急いで蕎麦湯を飲んで出てきてしまった。
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
昭和レトロな雰囲気漂う、撮影にも使われる名物蕎麦店
閑静な住宅街に佇むレトロな外観のお店は、映画やドラマのロケ地にも選ばれる趣のある一軒。店内には著名人のサインがずらりと並び、長年地元の人々や芸能人にも愛されてきた歴史が感じられます。蕎麦は白く端正で、ほどよいコシと香りが自慢。醤油の風味がしっかり効いたタレとの相性も抜群です。大ぶりでプリッとしたエビ天やカボチャ・ナスの天ぷらは食べ応え十分、ミニ天丼も満足感のある内容です。また、とろみのある蕎麦湯や豊富なおつまみも楽しめ、ほっとする和やかな空間で家族連れから一人客までゆったり食事ができます。


























