【問答無用!の大阪で人気のうどん店巡り(82)】1910(明治43)年創業の黒門市場近くにある製麺所が営む老舗の大阪うどん店。 《釜揚げうどんではない元祖“味変”釜上げうどん》 粉もの文化が根付く大阪にあって、日本橋、黒門市場の近くに店を構える『釜上げうどん 二葉』は、1910年(明治43年)の創業以来、製麺業の卸として栄えたものの、即席麺やコンビニの台頭によって業態の変更を余儀なくされ、製麺所でまかない食としていた「釜上げうどん」で飲食店を始めたところ評判を呼び、現在、娘婿である4代目の吉﨑友昭店主が先代から伝わる製麺と出汁を引き継いで奥さん、お義母さんの家族3人で営業されています。 その「釜上げうどん」は、茹でたてのうどんを茹で汁とともに器に入れ、お客が「湯浅の手作り醤油」や自分ですった煎り金ごまや揚げ天やねぎをいれて、自身で好きな味付けでいただくというスタイルのうどん。先代の時代からの常連客を中心にその子どもや孫の世代の方々、黒門市場の飲食店関係者などなど、ランチタイムとなるとすぐに満席になるほど地元に愛されている老舗のうどん屋さんです。 歴史を誇る製麺所だけあって、麺にこだわりは半端なく、麺は粘りとコシの強さを求め、最高級のASW(オーストラリアン・スタンダード・ホワイト)小麦粉を用い、塩と水のみで生地にした後、最低3日間は冷蔵庫で気泡が抜けた状態になるまで熟成。 その後、昭和40年代に導入したロール式製麺機を使って、粘りと弾力性に優れたコシの強い麺に仕上がっていきます。うどんのほかにきしめん、そばなども製麺。先代から受け継がれてきた製麺方法が大切に守られて提供されています。 《5分で茹で上がる細麺の大阪うどん》 ・おろしうどん:700円 ・色ごはん とりごぼう:270円 大阪うどんといっても細麺で茹で上がるのも約5分。それでもしっかりコシもあって喉越しもツルッとした食感で、どこか懐かしく歴史を感じさせる麺です。 少し濃いめの冷たいざる出汁は、大根おろしとおろし生姜、刻み大葉と好きな量だけ入れられる青ネギを入れさっぱりとした涼味の味わい。真ん中の黄卵をつぶしてかきまぜることでまろやかな味変も楽しめます。 このお店独自の言い回しの「色ごはん」は、週替わりの炊き込みごはんで、この日は、ささがきしたごぼうとにんじんを出汁で炊き、小さく刻んだわけぎが散りばめられた「とりごぼう」ごはん。薄味で上品な味わいが、細うどんにぴったりでした。 《追記》 店内のBGMは静かに流れるジャズで、お客さんも常連客率がかなり高いものの、会話も控えめでゆっくりと味わいながらいただいていました。 吉﨑店主は、30代後半ぐらいの若い方で、100年以上続く老舗の店主を任されてその苦労も大変なものと感じましたが、家族3人の息のあったオペレーションで、お客さんの美味しそうな顔をみて楽しみながら自然体でやっているのが見て取れ、このお店も地元のお客さんに愛されているお店というのがよく伝わりました。 たまにはこのような歴史に裏打ちされた細うどんをいただくと不思議と新鮮な感じがします。大阪の庶民の味。そのものかもしれません。 #問答無用!の大阪で人気のうどん店巡り #二葉製麺所 #創業明治43年 #100年の老舗店 #釜上げうどん #製麺所直営店 #黒門市場のうどん店 #大阪うどん #細うどん #ミナミのランチ #ミナミの人気うどん店 #色ごはん
写真と本文をすべて表示創業100年以上続く製麺所のお店、釜揚げうどんが絶品のうどん屋さん
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
クレカ決済可
ランチ営業あり
おひとり様OK

























