フルーティー&スパイシーな名店の味を受け継ぐカレー専門店。 あの「パク森」がいつの間にかクローズして、いつの間にか『パクパクもりもり』になって復活しています。 お一人様で行ってきました。 2025年9月6日 土曜日 20:48 *パクパクもりもり大吉 ・中盛(150円) ・倍辛(50円) *コーラ パクパクもりもり大吉 スタンダードは「パクパクもりもりカレー」ですが、お店一推しでスタッフ人気も一番なのがこちら。 ご飯の量は250gの中盛、辛さは「倍辛」でオーダー。 カレーは正しい日式カレースタイル。手間暇かけた感がとても伝わってくるきめの細かさと甘さの引き出し方が別格。フルーティーな甘味は、倍辛にしたことにより一層際立っています。辛さと甘さのコントラストが絶妙で、30年前からの美味しさであることに驚きます。具材は鶏肉の香味揚げと大根。香味揚げはお肉がしっとりしてカレーとの相性もばっちり。さらに、大根は甘く煮込まれているため、食感もよく自然な甘味も感じられるのがポイント。大吉は辛さを増すことで、甘味とスパイシーな辛味が見事に調和して完成する感じ。ちなみに、卓上にある無料の辛味ペーストは、単にチリが増して辛さだけがアップ。しかし、「倍辛」は複数のスパイスをしっかり調理段階で加えているので、「倍辛」などオーダー時点で辛さをアップするほうがおすすめですよ。ペーストは微調整用かな。ガラムマサラは辛さではなく香りと風味をアップさせてくれるので、インドカレーが好きな人はこれもプラスすると良いでしょう。 キーマは、ひき肉・野菜・フルーツを8時間炒め、旨味がしっかり感じられる極上の味。程よいウェット感があるので、そのまま食べて美味しさを噛み締めたら、カレーソースと絡めて一緒に食べるのが最高です。甘さとスパイス感のバランスは、令和の現代でも一級品ですね。 美味しく完食いたしました。 「カレー屋 パクパクもりもり」は、1993年市ヶ谷で創業した「カレー屋 パク森」がルーツ。プレーンカレールーとドライカレーが「合いがけ」され、1度に2つの味を楽しめるカレーとして、幅広い層から支持されていた人気店。「日本人に合う」ことを目指したカレー作りは、3日間かけてとった鶏と豚のスープに大量の野菜と果物を加えることで実現。店名は「パクパク食べてもりもり強くなるように」との思いから「パク森」と命名されたのです。当時、テレビ東京の人気番組「TVチャンピオン」のカレー特集で勝ち進み優勝。人気店がさらに大人気店となり、靖国通り側の支店や、新横浜カレーミュージアムなどへの出店もあって、名実共に誰もが認める名店でした。しかし、少人数での運営は苦難が多かったのか、市ヶ谷本店や支店はクローズ。暖簾分けの渋谷店までも2020年に閉店してしまいました。ちなみに、オーナー店主夫妻は、山梨県北杜市に拠点を移し、自分たちの手でつくった食材を使用した、お取り寄せカレー販売をされているようです。一時代を築いたパク森の歴史は幕を閉じたかと思ったのですが、渋谷の同じ場所に『パクパクもりもり』なるカレー店が誕生。先代店主夫妻が退かれ、当時の店長がそのまま店舗もメニューも味も受け継いだのです。店名も、先代への敬意を評しているのでしょう。本店営業終了後、カレーの供給がなくなったことから店内に機械を導入、店内に設置して自社製造体制に。基本的なメニューは引き継ぎつつ、オリジナリティもプラスされパワーアップしています。トッピングも豊富で、例えば玉子だけでも半熟のとろとろ玉子、ゆで玉子、なま玉子と3種。その日の気分や自分の好みでカスタマイズできます。 何より、写真を見て貰えばわかりますが、キーマとカレーでライスが見えない盛りの良さ。流行り廃りに左右されない完成された美味しさってやつです。 とってもおすすめ。 #キーマ #お好みの辛さが選べる #トッピングでカスタマイズ #フルーティー #食べるべきメニューあり #お一人様OK #Retty人気店 #渋谷グルメ
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
渋谷で長年愛される、優しいマイルドカレーのダブル盛り体験
道玄坂の地下にある、創業30年を超える老舗カレー店。ここでは、プレーンカレーとドライカレーを一皿で味わえる“あいがけ”スタイルが定番。野菜やフルーツ、スパイスをじっくり煮込んだルーはマイルドで、日本人の味覚に合う優しい味わい。スパイスでの味変も楽しめます。唐揚げやとろとろ玉子などトッピングも種類豊富で、気分や好みに合わせてボリュームも調整可能。懐かしさ漂う店内の雰囲気の中、サラダやラッシーのセットでお腹も心も満たされるひとときを過ごせます。長年通うファンも多く、渋谷で一度は味わいたいカレーと評判です。





















