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Kiyoshi Fujioka

Kiyoshi Fujioka

事業会社で資金調達や事業計画策定といった固い仕事をしています。東京都目黒区在住。ロンドンに住んでいたことがあり、かつてはヨーロッパのあちこちに旅行しました。自分は批評家ではないので、余り気に入らなかった店についても厳しい書き方はしません。

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Kiyoshi Fujioka

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excellent

外苑前駅

フレンチ

L'ESSORは青山のフランス料理店だ。古典を踏まえながらも現代的な料理を供する。 落ち着いた雰囲気で、天井の高い店内は高級感がある。一方で小さな窓から厨房の様子が見えるつくりになっており、現代的な雰囲気もある。 品数の少ないコースにしたが量は十分だった。 キッシュとヴィシソワーズのアミューズブーシュ。丁寧に作られている。 グリーンアスパラガスとスモークサーモンのシャルロット仕立て アスパラガスは茹でてから冷製にし、瑞々しい。周りにはエンドウなどの野菜が散りばめられ、色合いも美しく、健康に良さそうだ。 尾長鯛のポワレ 尾長鯛は微かに焦げ目を付けた的確な焼き方。散らしたフェンネルが味にアクセントを付けている。エスプーマ状のソースは海のエキスが濃縮されている。 蝦夷鹿肉のロティ シンプルだが絶妙な火入れ。ソースに存在感がある。 アヴァンデセールの代わりにフロマージュが選べ、ソーテルヌとともに堪能した。 洋梨の温かいクラフティース アイスクリームは堅実な味。 シェフは古典の素養を持ちながら現代的な味を生み出している。 接客も丁寧。

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2026

曙橋駅

日本料理

6回目の訪問。 「曙橋 かず」は曙橋の和食店だ。 簡素で気楽な雰囲気の店内は、小料理屋といった趣。6人ほど掛けられるカウンターとテーブルが一卓あり、満席だった。 最初の皿は、帆立貝やアスパラガスを梅で和えたもの。何気ない皿だが、梅の酸味が爽やかなアクセントとなっている。 いくら丼は滑らかな食感。 滋賀の酒「北島」は、飲み口はスッキリしつつも軽すぎず、なかなか良かった。 海老と冬瓜の真薯の椀も良かった。真薯は丁寧な仕事ぶりで、口の中でハラリとほどける。出汁も素晴らしい。 鰤、平目、烏賊、雲丹の刺身も堅実な味。 焼き物は出色だった。微かに焦げ目を付けた焼き方で、炭火ゆえか香りも良い。ドライトマトを使った辛味のある味噌を付けて、味の変化も楽しめる。 甘海老ともずくの酢の物は上品な味。 鱧、鮑、松茸は柔らかく、出汁も上質。松茸は日本より旬の早いネパール産を使っているが、香りは日本産と遜色ない。 和食店ながら主菜は牛肉。控えめに脂の乗った上質な素材で、外側に火が通り、中は赤い焼き加減もとても良い。カウンターから調理の様子が見えるが、かなり時間を掛けて、じっくり焼いていた。和食店というより、上質なイタリア料理店で出てきそうな逸品だ。 締めは松茸の炊き込みご飯。ご飯への汁の染み込み具合が絶妙で、とても美味しい。 デザートは、無花果のアイスクリームを最中で包んだもの。アイスクリームは滑らかで、最中の皮はサクッとして驚くほど軽い。食感の組み合わせが見事だ。 高級食材を多用するわけではないが、大将の技で素晴らしい料理が楽しめる。満足度の高い店だ。

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2026

武蔵小山駅

ビストロ

Lampeは武蔵小山の気軽なビストロだ。 8人掛けのカウンターと個室1室の店をシェフが一人で切り盛りしている。 アラカルトとコースの両方があるが、コースも選択肢が多いので実質的にアラカルトに近い。コースに欲しい料理が有ったのでコースにした。シェフは千葉県出身で、千葉の食材を多用する。 先ずは野菜のサラダ。何気ない感じだが、瑞々しく素材に力がある。 次の鮎は出色だった。小さな鮎を揚げてあり、軽い食感。鮎から作ったソースと米のお焦げがとても良い。 トウモロコシの冷製スープは自然な甘味で、暑い日に嬉しい。 鴨は適度な歯応えと柔らかさが両立している。ソースに技量の高さを感じる。付け合わせの野菜も良質。最初の皿も含めて、かなり野菜を摂ることができ、健康にも良さそうだ。 アイスクリームとショコラのデセールは堅実な味。 地元の人でないと行きにくい立地だが、近くに住んでいるなら訪れる価値はある。プライス パフォーマンスは抜群。

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excellent

赤坂見附駅

懐石料理

4年ぶり2回目の訪問。 赤坂 詠月(えいげつ)は、その名の通り、赤坂の繁華街に在る。 小さなカウンターとテーブル2卓という小さな店を、大将と女将で回している。内装は簡素で、内装より味で勝負する店だ。 この日はカウンターに我々、テーブルには外国人観光客が来ており、満席だった。 豆腐やイチジクやイクラの突出し。夏に相応しい爽やかな出だしだ。 トウモロコシや魚の椀。柔らかい口当たりで、椀は薄口ながらとても上品。 雲丹、烏賊、カレイ、海老などの刺身も堅実な味。 琵琶湖の稚鮎は、火の通しが適切で、味噌が味にアクセントを与えている。 蒸した穴子は、柔らかく、口の中で解ける。 鱧やオクラの鍋は、優しい味わいで、出汁がいくらでも飲める。 和食店ながら、ここで牛肉が供される。焼き加減も良く、餡が西洋の牛肉と異なる味わいを生んでいる。 花咲蟹は脚が6本で実は海老の一種だそうだ(家に帰ってから無粋にもChatGPTで調べたら、海老でもなく、ヤドカリの一種とのこと)。冷製で、身が口の中で解れる。 蛸飯は、蛸の味がご飯に染みて、とても良い。胃が限界だったので、一杯だけ食べて、残りは包んでもらった。 甘みは、和食店らしい優しい味わい。 我々は大将の直ぐ側の席だったので、自然に大将や女将と会話を交わすようになったが、大将はとても真面目そうな性格。 店構えは簡素だが、味は本格的かつ上品。

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excellent

浅草駅

フレンチ

Hommage(オマージュ)は浅草のフランス料理店だ。 和食の素材を大胆にフランス料理に取り込んでいる。 簡素な内装の店内。 東京の飲食店でお馴染みになりつつある光景だが、外国人観光客が多く、英語や中国語に対応できる給仕達が揃っている。 コースが3種類あり、真ん中を選んだ。 アミューズ ブーシェは丁寧に仕事がしてある。クロワッサンに鰯を練り込んだ品は、食感が面白い。 鶏などから取ったスープは滋味あふれる味わいで、技量の高さを感じる。 アオリイカ(写真では上の葉に隠れている)は、ソースが良い。 意外にもここで再度フィンガー フードが複数出てきた。 カラスミを乗せたチョコレートは、意外な組み合わせが成り立っている。 マリネした大根の歯触りが良い。 鮎寿司が変化球として投げ込まれる。 ムース状のトウモロコシは滑らかな食感。 九絵は浅い火入れで、身の微かな弾力感を活かしている。 「横山さんの鰻」はかなり攻めた品だ。 鰻は蒸すのでなく焼いて歯応えのある食感を残している。 これだけだと和食になってしまうが、ソースとトマトでフランス料理に着地させている。 「谷藤ファームさん 阿波華牛マルシン」は良質な素材を的確な火入れで調理している。 ソースは軽やかな味わいながら印象に残る。 3品のデセールも上質だが、味の方向性が似ており、もっと変化があった方が良いと思う。 食後の飲み物はハーブ ティーを選んだ。 お茶菓子はかなり分量が多いが、美味しかったので全部食べた。 焼き菓子にも丁寧な仕事ぶりがうかがえる 意表を突く素材を確かな技量で料理としてまとめ上げている。 和食の素材を積極的に取り入れる、現代フランス料理の先駆け的な店だ。