更新日:2021年04月15日
この店でしか味わえない、生の新鮮な挽きたて蕎麦が食べられるお店
1868年(明治元年)創業の酒造元へ先代が東京より婿養子に来られた後に蕎麦屋に転身という意外な側面を持つ太平庵さん つけ汁が関東風なのはそういう事だったのか 元酒蔵でいただく絶品蕎麦 江戸明治期は日本酒を飲む店は決まって「蕎麦屋」でした 蕎麦屋で酒を飲み 最後はそばで締めるのが江戸時代からの庶民の慣わしだったのです ここに注目したのが大平庵を創った東京出身で先代社長の故・木下治夫さん 蕎麦文化の東京よりうどん文化の九州へ婿養子として来て酒造り一筋に励んできた木下さんでした しかし蕎麦主流の江戸っ子がいつも思うことは 「うまい酒はあるんだがうまい蕎麦が無い 。うまい蕎麦が食べたい。うまい蕎麦を食べさせてくれる店はないのか?』でした 元々社長の実家が蕎麦屋を営んでいたこともあり その思いは日に日に強くなっていったそうです そして、「佐賀にないのなら俺が作ろう」 これが大平庵の誕生です。
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