2024/03/20訪問 福岡の赤坂にあるコーヒー専門店、 『珈琲美美』 初代店主の森光宗男氏が、 吉祥寺にかつてあった伝説の珈琲店、 『自家焙煎もか』でマスターの標交紀氏に 5年間師事した後、帰福して、 地元福岡に1977年に創業したお店です。 森光氏の珈琲への探求は絶えることがなく、 イエメン5回、エチオピア7回を始め、 ケニア、インドネシア、フィリピンなどを訪れ、コーヒーのルーツに迫りました。 お店は2009年に現在の場所に移転したそうです。 残念ながら、2016年12月に韓国で行われた ネルドリップ普及セミナーの帰途、 仁川空港にて倒れ、急逝されました。享年69。 現在は、お店は妻の充子さんが引き継いで 営業されています。 2012年に出版した著書「モカに始まり」は、 一度絶版になっていましたが、 クラウドファンディングのおかげで、 2017年には再販売されました。 また、東京青山にかつてあった『大坊珈琲店』 の店主であり、同年代の親友でもあった 大坊勝次氏との対談が書かれた「珈琲屋」 という本が2018年に出版されています。 私が森光宗男氏のことを知ったのは、 お亡くなりになられた後でしたが、 これらの本に出会ってからは、 私の敬愛する大坊さんとの関係性を含めても 必ず訪れなければならないお店だと 思っておりました。 前置きが長くなりましたが、 今回福岡に来た一番の目的のお店です。 お店のオープンは11時からですが、 喫茶は12時からなので、 同じ時期に隣に移転してきた、 『工藝風向』を先に訪問。 民藝、工藝好きになってからは、 実はこちらも来たいと思っていたお店で、 まさか隣りにあるとは思ってませんでした。笑 スリップウエアの小皿をお買い上げ。 開店に合わせて美美さんの店内に入ると、 喫茶のオープンを待つお客さんが2人いました。 開店時間が近付くと続々と人が増えてきて、 1階はパンパンに。 喫茶は2階にあるので、開店と共に、 順番にゾロゾロと移動です。 カウンター席が4席とテーブル席が数席あって、 思ったより広い印象でした。 個人的にカウンター席が良かったので、 ギリギリでした(^_^;) あっという間に満席です。 注文したのは 濃いデミタス珈琲 イブラヒム・モカ フルーツケーキ やはりこちらに来たら、 イケメンを頂かないとですね(^^) 滴一滴の言葉と、宗男さんの写真を背に、 光子さんがじっくりとネルで淹れてくれます。 窓から差し込む光と照明が当たって、 その立ち姿は神々しさすら感じて、 しばし見入ってしまいました。 デミタスは大倉陶園の瑠璃片葉金蝕の デミタスカップで提供されたので、 余計に上がります(*^^*) まずは一口。 濃厚な旨味とすっと抜ける喉越し。 美味しい。 フルーツケーキはしっとりとしていて、 ゴロゴロとドライフルーツが入っていて、 食べごたえもあります(๑´ڡ`๑) 珈琲との相性も抜群で、 大事に大事に頂きました。 本来なら2杯目を飲みたかったところですが、 混み合っていたので、遠慮しました(^_^;) 次の場所が少し離れているので、 また次の機会に必ず来たいと思います。 やっと『珈琲美美』さんに来ることが 出来て大満足です。 福岡に来たらぜひ一度 行ってみて下さい\(^o^)/ #福岡 #珈琲美美 #滴一滴 #深煎り珈琲 #coffeebimi #自家焙煎 #自家焙煎珈琲 #ネルドリップ #イブラヒムモカ #イエメン #バニーイスマイル #IBRAHIMMOKHA #yemen #フルーツケーキ #大倉陶園 #瑠璃片葉金蝕 #demitasse #モカに始まり #森光宗男 #森光充子 #珈琲屋 #大坊勝次 #大坊珈琲店 #工藝風向 #民藝 #民藝巡り #器巡り
口コミ(42)
オススメ度:92%
口コミで多いワードを絞り込み
アフターグロウでカレーを楽しんで、そこから歩いて珈琲美美さんへ。4人でもテーブル席が空いていたので直ぐに入られました。 ここは福岡の珈琲専門店の草分け的な存在で多くのお弟子さんが珈琲専門店を開業してます。 一階の豆売場の豆に目を通すと、モカの系列がズラリと並んでました。店内は外観から来る通り、暖かみのある木造で居心地がよいです。 メニューから、ハラールモカをベースにした中味 その珈琲店のブレンド とフルーツケーキを注文 珈琲店のご主人を継いだ奥様が一回一回豆をひいてネルドリップでいれる様が見れます。 中味は、モカがベースですが酸味より、珈琲らしい苦味とバランスがとれていて旨い。フルーツケーキと合いました。 現金払いで1000円 ご馳走さまでした。
にわか珈琲好きでもその名を知る、ネルドリップの超有名店。 ご主人の跡を引き継ぎ、奥様が店主としてやられています。 佐賀県出張が決まって、ここには必ず来ようと決めていたお店。早速の訪問。 やはり有名店、土日ともなれば行列になる。 ※外国人観光客も多く来店するあたり、マジで有名店 待つこと30分以上、初来店でカウンターの特等席。 店主:森光充子さんが立つ、その目の前の席。 その所作全てを見られる、贅沢な席。 せっかくなので2杯頂きました。 中味ブレンドとサン・イルガチェフェ・モカ(ストレート珈琲) どちらも深煎り、でも飲みやすい。香りもよく美味しい。ただ、飲みやすいが故、ネルドリップでの良さを感じるには物足りない。 ※ペーパーフィルターでも出せそうな味わい。 ネルドリップで淹れた濃い一杯を味わうなら、「ストレートデミタス珈琲」か「濃いデミタス珈琲」にすべきだったか。 ※これはまた後日飲みに来よう とにかく浮き足だってしまった。 佐賀県出張の間に、来れるだけ来てみたい。
福岡に来たら絶対に行きたいお店がある!と、友人のおすすめで来たのはこちら、【珈琲美美】さん。 こちら、1階は珈琲豆を引いたり焙煎したりするところで、上の喫茶室よりも少し早くから空いている。 2階がその喫茶室。 通りに面した窓側のお席、裏山側のお席、カウンター席などこじんまりとした店内の席は多彩。 お店のドアを開けるともう、コーヒーのとてもいい香りが広がっている。 ほんのり、ではなく全身でコーヒー浴!な感じが味わえる。 2階の大通りに面した窓側に座らせていただく。 こちらの1番の特徴!?は、珈琲は豆の量で決まること。 私達のオーダーは「淡味(たんみ)」¥600 1カップあたり13gの豆が使用。 ここのお店には「アメリカンがありません」なのだ★ デザート系はフルーツケーキとコーヒーゼリー(期間限定のよう)のみ。 淡味の13gのものでもしっかりコーヒーが味わえた。 酸味はほとんど無く、爽やかな苦味の、好きなタイプのコーヒー。 美味しかったです、ご馳走様でした。
福岡城址の土地の一角と思われる緑に囲まれた立地・窓から見える森に癒される 店舗の道路を挟んだ反対側も護国神社の広大な土地です。 この場所の住所が赤坂とは意外でした。 創業者の故・森光宗男氏は今は無き吉祥寺『もか』で5年間珈琲学を学ばれたそうです。吉祥寺もか、南千住カフェバッハ、銀座カフェ・ド・ランブル、亀戸コーヒー道場 侍が珈琲四天王と呼ばれていました。 吉祥寺もかには行けなかったけど、焙煎機、豆ケース、テーブルとチェアー、とある品種のコーヒーが珈琲美美へ受け継がれていると聞くと行ってよかったです。 注文したもの ○デミタスのマンデリン ○フルーツケーキ カップがデミタスカップですが豆の量を増やして濃厚にネルドリップで抽出したものです。 とにかく濃いけれども、フルーツケーキの中のほんのり甘いドライフルーツがニュートラルにハーモニー。 かなり好みのコーヒーでした。 自身は深煎りのコーヒーが好きなので好みと合致しました。 あまり長居しないで退出したけれども、次回は平日に来て、いろんなコーヒーを楽しみたいと思います。 ごちそうさまでした