更新日:2024年05月17日
フレンチのような凝った創作料理の小料理屋さん
あー、ここはもう、日本酒でしょう。広島のお酒ではありませんが、東洋美人そして、日高見を一合ずつ(いずれも880円)頂戴しました。 お料理は色鮮やかで、目にも美味しいのです。とりわけ、コーンスープと一緒に頂く夏野菜のジュレには驚きました。「よく混ぜてお召し上がりください」と言われると、混ぜる前にそれぞれがどんな味か気になるので、甘ーいコーンスープと、お出汁が効いたジュレをそれぞれにチェック。うん、どちらも美味しい。そして両者を混ぜ混ぜして再び口に入れると…劇的に味変‼︎ コーンの甘さに出汁が入ることで味が複雑になるのです。確かによく混ぜて食べるべし! その後も、鮎の塩焼きと大粒のバイ貝、ハモの天ぷら梅肉ソースと続きます。どれも美味。そろそろお腹が満たされて来たと思いきや、「牛肉の煮込み」が登場。和風出汁で煮込んだビーフシチューって、こんなに美味しいものなの? 想像を超えたメニュー展開にもう、完全ノックアウトです。 もう、食べられないよ〜と思いつつも、締めの鯛茶漬けはスルスルと喉を通っていきます。この鯛出汁はズルいです。そしてダメ押しのデザートは抹茶アイス?
ビールのあとは、日本酒。 大将おすすめの食中酒です。 ●天宝一 薄張りのお猪口で呑む日本酒が美味しい。 鮨に合うあう。 【鮨】 ■こはだ ■さより ■スミイカ ■のどぐろ 相模湾 ■ひらまさ ■トロ ■づけ ■車海老 ■穴子 ■紫雲丹 ■たまご焼き しっかりとした旨みのコハダ、サヨリ。 すだちの香りが広がるスミイカ。 のどぐろはもう最高。相模湾産と聞いてびっくり。 一日寝かせて旨みが増したヒラマサ。 とろける背トロ。 漬け具合が絶妙なづけ。 ぷりっぷりで甘い車海老。 ふわっふわで旨みがすごい穴子。 口内が至福の紫雲丹。 どれも旨みが広がる本当に美味しい鮨たちです。 素材の活かし方、2種類の赤酢をブレンドしたシャリの味と握り具合、ネタとシャリの温度、味付けの塩梅。全てが素晴らしく、まさしく職人技です。 【留椀】 ■なめこの味噌汁 柚子の花も入った美味しい味噌汁です。 最初から最後まで、全てが素晴らしかった。 大将のお人柄のおかげで、楽しく、そしてゆっくりと美味しい鮨を堪能することができました。 やっぱり来てよかった。 美味しかった。 ごちそうさまでした。