更新日:2023年09月24日
丹波篠山と言うと黒豆とか猪とかそんなイメージだったんですがどうやら鯖寿司も名産品らしいです。鯖街道って京都の亀山より東やんな?何で内陸の篠山で鯖?と思ったらどうやら西国鯖街道の先っちょにカスってるようです。食を通して学ぶ歴史ですなぁ。 篠山城下町の本通りとも言える二階町通りの角地にお店を構える堂々たる存在。外観からは凄みを感じない平凡な店構えですが観光客に勧める焼き鯖寿司のお店と言えばこことの事。イートインもできますが今回は焼き鯖寿司1本をテイクアウトです。 焼さば寿司(1840円 / 8貫1本) 箱の中に鯖寿司がデーン。鯖は脂が乗ってて身も厚く弾力プリプリ。口の中で徐々に溢れ出す炙った香りが食欲を増進させますがそれ以上に美味しいのがほんのりピンクのシャリ。程よく甘酸っぱく刻まれたガリも入っていて口の中が爽やか。鯖の後味をしっかりスィープしてくれる見事なバランス。 こういう箱寿司・押し寿司ってシャリの密度が高くガチガチに凝集されたイメージなんですがここの押し寿司はふんわりほぐれる軽やかさで口の中で香りと共にスッと広がる。