紅葉の天ぷらです。店内の川を見下ろす席に陣取り、紅葉の天ぷらで昼からアルコールを喫するつもりが、揚げたてはやっていないという。 仕方なく、袋入りの100グラムを購入し、紅葉の景色の中で紅葉を食す。身体の内外を紅葉で淫することになる。 聡明な読者諸兄におかれては、紅葉の葉の味を問うような不粋なことはなされないとは思うし、私も葉の味については語らぬ。 この店の本店なら、薄くコロモを付けて鮮やかな色を残して天ぷらを揚げるだろう。しかし、駐車場横にある土産物屋兼のお休み処ではそういうことはしない。コロモを厚めにし、甘みを付け、揚がったら胡麻を振って香ばしさを加える。ああ、かりんとうだ。 追記 帰宅した翌日に大阪箕面名物「もみじの天ぷら」を頂いた。比べるとこちらの方がかりんとうぽい。
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