更新日:2023年05月11日
カウンターのみのフランス料理屋
ディナーな6,500円のコースのみ。わかりやすくてシンプルだ。乾杯はシャンパーニュで。バロンフエンテのグランレゼルブ。リーズナブルな価格ながら、細かい泡と繊細な味わいが特徴でしっかりとしたシャンパーニュ。 最初の一品(アミューズ)は「コンソメとウニとコーンのスープ」。横から見たときのコントラストがいい。最下部にはジュレ上のコンソメ、ウニを挟んで、コーンスープだ。底からすくって、3つの味のコントラストと、混じり合うマジックを感じよう。 続いての前菜1品目は「タコとホタテのカルパッチョ」。タコとホタテだけじゃなく、マスの子(だったと思う)とコリアンダーが少量乗って。酸味のある爽やかさと、濃厚さのバランスがいい。泡にもよく合う。 前菜2品目は「稚鮎・アワビ フリット キウイソース」。サクサクとしたフリットの食感と魚のふわっとした口当たりが心地よい。合わせるワインはエリック・ルイスのソーヴィニヨン・ブラン。軽い目ながらもドライではなくほんのりとした甘みがあって飲みやすい白。 魚料理は「鯛を蒸したもの(というメニューだったかは忘れた)」。丁寧に火入れされた魚はホクホクになるのだ。